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内容説明
1951年、8割の人が自宅で亡くなっていた。いまでは8割近くの人が病院で最期を迎える。自然な死から遠ざかってしまった現代人のための「死のレッスン」。
目次
第1章 死ぬって、どういうことだろう
第2章 死ぬ間際に行きたいところはありますか?
第3章 安楽死と尊厳死
第4章 人は生きてきたように死んでいく
第5章 「死」めぐる、昨今の社会の動き
第6章 歴史にみる死の迎え方
第7章 エンド・オブ・ライフ「はなみずきの家」を知りたい!
著者等紹介
植田美津恵[ウエダミツエ]
1958年福岡県生まれ。医学ジャーナリスト、医学博士、僧侶。愛知医科大学客員教授、東京通信大学准教授。予防医学、公衆衛生学を学び大学の教壇に立つほか、歴史と健康をテーマにした講演、テレビ出演など幅広く活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yuriyura
2
同僚に借りた本。在宅ホスピス「はなみずきの家」に関わっている著者。2018年の診療報酬で平均在院日数や在宅退院率が設けられ入院したとたん早期退院を促す緩和ケア病棟の現象や死について、高齢者医療の実際と大切なこと、ライオンのおやつのこと、そしてはなみずきの家について。緩和ケアに関わる人だけでなく、誰が読んでもいずれは訪れる死について、受け入れやすくわかりやすくまとまった本。生死は一体、生があって死がある、死があるからこそ生がある。死のレッスンとして元気なときから読みたい本。2021/02/07