内容説明
人生、輝いて生きたい。これからも私らしく、輝きたい―兄弟横綱の母としての喜びと悲しみ、そして、十二年ぶりの「ママ」。率直に綴られた三十年の真実。
目次
第1章 運命を変えた出会い
第2章 妻として、母として
第3章 私のおかみさん業
第4章 それぞれの決断
第5章 親方が号泣した日
第6章 光司の婚約解消
第7章 部屋の家計簿
第8章 バッシングとの闘い
第9章 整体の先生とのこと
第10章 勝の引退
第11章 迷宮を開く真実の鍵
第12章 ターニングポイント
終章 断髪式
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おかむら
28
花田ファミリーの自伝読み比べ。いよいよおかみさんの本。1969年貴ノ花(藤島親方)との出会いから2000年の年下医師との不倫騒動まで。節目節目でなにかと世間を騒がすネタを提供するこの一家。本人たちにとっては迷惑そのものだとは思うけど、実に面白い。そして口下手な夫と社交的な妻の組み合わせってあんまり良くないのかもなーと思った次第。この翌年離婚、そして親方が亡くなった時はまたもめて、そして今も。ホントにこの一家は話題が絶えないのう…。あと若貴の子ども時代のエピソードが可愛いよー! ママっ子!2018/06/02
gtn
18
結婚してからの人生は相撲漬けだったが、本当に性分に合ったのは勝負が白黒はっきりすることくらいで、呆れたり腹立たしい思いの連続だったと告白する著者。夫との心の溝に付け入る男がいたのも、当時、元女優である美貌に自らあまり気付いていなかったことと、世間知らず故だろう。次男の婚約解消や洗脳騒動の対応、また夫を支えようとする姿勢、確かに凛としている。しかし、それが幸福につながっているように見えない。2020/03/08
ひとみ
2
憲子さん、とても我慢強いんですね。本当によく辛抱したと思います。これだけ家庭のため、部屋のために一生懸命尽くしてもバッシングされちゃうんですね。親方・・・もう少し憲子さんをいたわってあげれば・・・。最後の一言はひど過ぎる!!でも、憲子さんの厳しいしつけで息子さん二人は立派に育って頑張った甲斐もあったなあと思いました。週刊誌なんてホントでたらめなんですね。これからは信じないようにしようっと。女性として大変勉強になる一冊でした。でも、とても真似は出来ない・・・!2015/09/10
杉のんきー
0
ある本に「きれい事が書かれた本」として紹介されていた、この本。まったくドロドロしてない。だから、憲子さんへの共感が止まらないね(笑)親方、ダメじゃん!とか、おかみさんって大変だ!とか感想を持ちました。花田家の他の人の本も読んでみよう。2013/02/26