内容説明
「ボランティア」も「チャリティ」も、その言葉さえ使われなかった時代に、国の福祉政策を促進させるほどに影響を与えた活動を始めたのは、芸能人たちだった。そして今も、この募金箱は全国に二万箱が配置されていて、多くの募金者の支援によって、障害者への援助の橋渡しを続けている。三十七年間、事務局でこの活動を支えてきた著者が、「あゆみの箱と私」を語る。
目次
第1部 あゆみの箱に私が出会うまで(「弱者を嘲笑うな」;社会への門出の涙;あゆみの箱の出発)
第2部 「あゆみの箱と私」を語ろう(五七一‐九〇二五;事務所移転の歴史;伴淳さんの募金活動;沖縄での伴淳さん;海外大会のこと ほか)
著者等紹介
野田洋典[ノダヨウスケ]
1942(昭和17)年、名古屋市生まれ。小学三年生のとき脊椎カリエスを患い、以降も病が重なってほとんど学校に通えなかった。1963(昭和38)年、上京。伴淳三郎氏と出会い、1966(昭和41)年、あゆみの箱事務局に入る。1982(昭和57)年より事務局長、現在に至る。症状の悪化で、携帯酸素ボンベを常時しながらの活動である
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