出版社内容情報
陶芸の技法、手びねりで、食に用いる器をつくります。湯呑みから土鍋、土瓶など初心者から上級者まで楽しめる内容になっています。
陶芸の制作方法は、電動ろくろによる制作、ひも、かたまり、タタラといった手びねりによる制作に大きく分けられます。
手びねりは、陶芸を始める最初の技法としてもっとも適しており、陶芸を始める誰もが経験する技法です。
その魅力は、仕上がりの風合いが電動ろくろでは味わえない独特の良さがあり、プロでも手びねりによる制作オンリーという方もいらっしゃいます。
本書はそんな手びねりの技法書で、1999年から発行した『手びねり陶芸塾 食の器をつくる 1・2・3』を再編集し、発行当時モノクロであった制作のページをすべてオールカラーにして、いっそうわかりやすくしたものです。
【著者紹介】
東京芸術大学大学院陶芸専攻修了。在学中に藤本能道、田村耕一に師事。1973年東京セントラルサロンで初個展以後、東京セントラル絵画館・三越本店・寛土里・西武池袋店・京王百貨店・赤坂游ギャラリーなど個展多数
目次
湯呑み
飯茶碗
中皿
板皿
角鉢
型打小皿
蕎麦猪口
すり鉢
土鍋
釉彩鉢
釉彩鉢
練込皿
蓋物
カップ&ソーサ
ポット
土瓶
著者等紹介
佐藤和彦[サトウカズヒコ]
1947年神奈川県藤沢市に生まれる。1970年東京藝術大学美術学部工芸科卒業。1972年同大学院陶芸専攻修了。在学中に藤本能道、田村耕一に師事。修了作品に対してサロン・ド・プランタン賞受賞。1973年東京セントラルサロンにて初個展。以来、個展多数。現在、朝日カルチャーセンター陶芸講座講師、湯河原do陶芸館館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。