内容説明
人の歴史に医薬あり。世界の文化と深く絡み合うエピソードを軸に、稀代のストーリーテラーが織りなす、不思議な旅物語。117種の薬用原料紹介!
目次
1901 毒と薬を探して
1902 魔女の気配
1903 不死への鍵
1904 香辛料と植民地
1905 秘匿と伝承
1906 世界を変える植物
1907 鮮やかな旅
1908 香水に魅了され
1909 人魚と竜の血
1910 思い返せば
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
あたびー
42
明治半ばの1901年から9年間、世界を縦横無人に飛び回り毒と薬の標本を集め回るおじさん博士。(どんだけお金持ち!?) 美しいイラストと著者ブランドの素敵雑貨の紹介も物語に組み込まれ、虚実混交に惑いながら共に世界旅行を! umitategg.com/about2024/01/10
Minamihama
13
特に新しい情報は無し。2023/12/03
kitten
13
図書館本。うーん、これはなんだろう?図鑑でもないし、もちろん小説でもないし。おじさんが、20世紀初頭の世界中を何周もして、色々な薬用植物や動物に出会う。とりあえず、絵がめちゃくちゃ綺麗。でもストーリーらしきものは何もない。いくらなんでも、この時代でこんな旅行できる訳ないと思うんだが、そんなこと言ったら話にならないんだろうな。不思議な本だけど、見ていて楽しい。2023/11/04
えつ
12
魔法書みたいでテンション上がった…!!!写真とイラストが素敵すぎる。薬用原料とかも知ってるものがたくさん載っていたから、楽しめました!2023/10/21
sataka
3
1900~1910年の架空の旅行記の体を成したイラスト、作品集といった感じ。魔術、錬金術、宗教等をモチーフにした作品を眺めるのがシンプルに愉しく、歴史的事実や考証を踏まえた旅程の記述に熱意を感じた。著者が著者であることや、装丁の美しさもあって、本である以前に雑貨的でもある作品。2024/09/14
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- 和書
- まよなかのバスてい