内容説明
本書は、永年、職業紹介に関する研究と実践に携わってきた者として、その知見と経験の中から、「キャリア・ガイダンスとカウンセリングの理論と実際」についてまとめたものです。
目次
第1部 キャリア・カウンセリングの理論(キャリア・カウンセリングに関連する諸理論;自己理解の意義と内容;職業理解の意義と内容;職業能力開発とキャリア・コンサルティング;人事・労務管理とキャリア・コンサルティング ほか)
第2部 キャリア・カウンセリングの実際(キャリア・ガイダンスの内容;キャリア・ガイダンス、カウンセリングの基本的知識・スキル;自己理解の実際;職業理解の実際;キャリア・カウンセリングの実際 ほか)
著者等紹介
木村周[キムラシュウ]
宮城県生まれ。東京教育大学教育学部心理学科卒業。労働省(現厚生労働省)入省。茨城、長野、福岡、群馬県の職業安定行政、公共職業安定所で職業指導、職業紹介業務に携わった後、労働省において失業対策の企画、炭鉱離職者対策、国際労働(OECD担当)などを担当。労働省労働研究所主幹、高知労働基準局長、雇用職業総合研究所職業指導研究部長を歴任。その後、筑波大学教授(心理学系)に就任、主として社会人のための大学院(修士課程)において「キャリア・カウンセリング」、「職業心理学」を担当。1998年定年退職。拓殖大学客員教授、学習院大学講師、日本労働研究機構リサーチアドバイザー、日本産業カウンセリング学会副会長、日本進路指導学会理事、厚生労働省「キャリア・コンサルタントに係る試験のあり方に関する調査研究委員会」(座長)等各種政府研究会委員を歴任
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