勝利のチームメイク

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532164386
  • NDC分類 780.4
  • Cコード C0075

出版社内容情報

共に日本代表監督経験を持つラグビー界の知性とJリーグ現役監督、球界随一の頭脳派捕手が「勝てるチームの条件」を巡って持論を闘わせるリレー対談。読後、勝ち慣れた者だけが持つ“ここ一番”の強さの秘密が浮かび上がる。

内容説明

戦略・戦術、采配とコーチング、コミュニケーション、自己管理…。ここ一番に強い集団の本質。

目次

対談の前に 私が考える「勝利のチームメイク」(チームメイクとは「選手の長所を利用させてもらう」こと(岡田武史)
チームワークは勝ったチームに「結果」として表れる(平尾誠二) ほか)
1 勝ち続けるチームは「考える伝統」を築く(古田敦也VS平尾誠二)(「常勝軍団」と「万年2位」を分かつもの;連覇の条件「毎年チーム力2割アップ」 ほか)
2 「経験」こそチーム力の源泉(平尾誠二VS岡田武史)(「最悪の結果」から得た教訓;監督ほど孤独な職業はない ほか)
3 プロスポーツのチームメイク(岡田武史VS古田敦也)(プレッシャーに克つメンタルタフネス;今いる駒でどう勝つか ほか)

著者等紹介

岡田武史[オカダタケシ]
横浜F・マリノス監督。1956年大阪府生まれ。高校時代にユース日本代表、早稲田大時代にユニバーシアード日本代表。80年古河電工に入社しサッカー部に所属、85年まで日本代表。ロサンゼルス五輪予選、メキシコW杯予選などに出場。90年現役引退。ドイツへのコーチ留学やジェフユナイテッド市原コーチなどを経て、94年から日本代表コーチ、97年10月から98年7月まで日本代表監督を務め、98年フランスW杯予選途中から本大会まで指揮を執る。99年J2・コンサドーレ札幌監督に就任し、2000年にJ1に昇格させた後、2001年退任。解説者を経て現職

平尾誠二[ヒラオセイジ]
神戸製鋼ラグビー部(スティーラーズ)・ゼネラルマネジャー。1963年京都市生まれ。中学時代からラグビーを始め、伏見工業高校三年時に全国高校ラグビーフットボール大会優勝。同志社大では史上初の大学選手権三連覇を達成、当時史上最年少(一九歳)で日本代表に選出される。86年神戸製鋼入社、ラグビー部を日本選手権七連覇に導く。97年日本代表監督に就任し、W杯四大会連続出場を果たす。2000年辞任。現職は(株)神戸製鋼所業務部課長。神戸でスポーツNPO「SCIX」主宰

古田敦也[フルタアツヤ]
ヤクルトスワローズ捕手。1965年兵庫県生まれ。川西明峰高校、立命館大学卒業後、トヨタ自動車へ。トヨタ自動車時代にソウル五輪に出場し、銀メダルを獲得。90年ドラフト二位でヤクルト入団。一年目から正捕手の座につく。91年首位打者、93年、97年MVP。ベストナイン八回、ゴールデングラブ賞九回、一三年通算一六九〇安打、通算打率二割九分六厘。球界きっての頭脳派捕手として、また高い盗塁阻止率を誇る屈指の強肩捕手として知られる。98年から日本プロ野球選手会会長を務める
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Humbaba

2
たとえ競技は違っていたとしても、高いレベルに到達するために必要な要素は全く違っているというわけではない。いくら身体能力が優れているとしても、それだけでプロと戦っていけるわけではない。勝ち抜いてくためには、身体能力のみでなく、頭もフル活用していくことが求められる。2013/10/01

たかひー

1
★★★★ 一流選手、監督の対談で非常に面白かった。一番の驚きは、プロ野球の任意引退制度。この本が出版されてから15年。プロ野球は少しは変わったのだろうか。2018/03/24

anchic

0
チームをどのように方向づけ・指導していくのかについて三者三様の考え方が書かれているのが面白かった。

べんちゃん

0
今読んでみると、現サッカー日本代表岡田監督の考えを理解するのに役立つ一冊です。2009/08/10

Daisuk

0
第二章の経験値についての平尾さん、岡田さんの話が1番参考になった。 チームリーダーを誰にするかが重要。 経験を積ませる事、選手に考えさせる事、それで新しいアイデアが生まれ、良いチームが作られていく。 上から指示すれば終わりと思っている指導者は会社にもスポーツ界にも多いけど、何を考えさせるか導く事が必要。2022/03/18

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