内容説明
日本の食の来し方を、近代という身近なところから振り返り、それまでの長い伝統を引き継ぎながら近代国家としての日本の食生活を、どのように形成してきたのかについてその経緯を明らかにし、人びとが踏みかためてきた文化の軌跡を究明する。
目次
序章 近現代の食文化を理解する前提として
1章 近代化の動きと食生活
2章 明治初期の西洋文明移入の流れ
3章 日清・日露戦争と食生活
4章 家庭料理の発展
5章 第一次世界大戦後の恐慌と栄養学の発達
6章 第二次世界大戦と厳しい食生活
7章 高度経済成長期が生みだした食事情
著者等紹介
石川寛子[イシカワヒロコ]
お茶の水女子大学家政学部食物学科卒業。放送大学客員教授、日本家政学会食文化研究部会部会長
江原絢子[エハラアヤコ]
お茶の水女子大学家政学部食物学科卒業。博士(教育)。東京家政学院大学家政学部教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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