内容説明
潤沢な資金はない。でも、自分と家族の「暮らし」を大切に思っている。そんなあなたが、建築家とゼロから「いい家」を建てるための本。建築家選び、土地探しから、予算管理、間取り、建材、中古住宅リフォームまで。
目次
第1章 建築家と家を建てるということ
第2章 建てたい家=実現したい暮らしを考える
第3章 建築家の選び方
第4章 土地のこと、立地のこと
第5章 間取り、収納の考え方
第6章 住み心地のよい家をつくるために
第7章 工務店の選び方
第8章 お金のこと
第9章 中古住宅リフォーム
著者等紹介
丹羽修[ニワオサム]
一級建築士。1974年生まれ。芝浦工業大学工学部建築学科卒業後、建設会社、設計事務所等にて経験を積む。2003年NL&DESIGN(エヌエル・デザイン)設立。独立12年目で、手がけた住宅は約60件に及ぶ(新築・リフォーム含む)。NPO法人「家づくりの会」所属。家づくり学校講師、職業訓練校講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
との@恥をかいて気分すっきり。
26
そろそろ建て替えないとヤバいと思い、読んでみました。ハウツーものではありません。自分がこれまで暮らしてきた家や生活、どんな暮らしの夢があるのか・・・そんなことを積み上げていくと、こんな素敵な家になるんですよ、というプロセスを紹介してくれます。自分の思い込みをリセットして可能性を広げてくれます。これから家を・・・という人は是非読んでみて下さい。2017/11/08
織町
14
“「住む」という言葉はもともと、「澄む」と語源が同じだったとされています。よどんでいた水や空気の濁りがなくなり、透き通った状態に「落ち着く」という意味から、ひとところに居を構えることを指すようになったようです。”家を意識し始めたので参考書として。面白かった。設計士って設計だけしてればいいんじゃないんですね。大変な職業だぁ。深い情熱を持った真摯な丹羽さんにむしろ設計してほしい。妄想が止まらず頭がぱんぱん。読んでおいて良かった。家ノートまで作っちゃった。へへ。空間、心身ともに通気性のある心地よい家がいいな。2017/03/12
Kenji
10
実用書と言うよりエッセイのような。こんなにも施主の事を考える建築家に出会いたいものだ。 この本を読むと早く家を建てたくなる。 やっぱり家は買うものでは無く建てるものだな〜 それはわかっているんだけどねー2017/07/13
たこ焼き
7
今まで住んでいた環境を参考にする。家で何をしたいのか、作業ベースでハード(部屋、配置)を考える。屋根に注目する。注文主の夢を聞いてくれる人にお願いする。気になる建築家のオープンハウスに行ってみる。建築家の人と打ち合わせをたくさんできるようにする。図面を書くことが建築家にとってもっともハードな仕事であるのでそれが無料になると建築家はモチベーションが下がる。気になる土地の測量は専門家としっかり行うこと(実際と乖離がある。)都心から近ければ近いほど土地のか価格が上がり、建築上の規制がかかる。2020/09/08
アセロラ
7
家を建てたいわけではないんですが、不動産に興味があるので読んでみました。家を建てたいと思ったときにどこに相談に行けばいいかわからない人程、建築家へ相談に行くといい、その理由も親しみやすく教えてくれます。寒暖や調光、風通しのコツが勉強になりました。建築家や工務店の選び方もあります。家を建てたいと考えてる人、ゆくゆくは、というに人も必読です。賃貸を探してる人や暮らし方に興味がある人にも大おすすめです。いい建築家に出会い一緒に建てると、こんなにも快適で幸せな家で暮らせる未来があるんだとわかりました。2019/06/15