内容説明
地球って、こんなに面白かったの！？好奇心いっぱいで、おいしいものに目がない旅好きの画家マツモトヨーコが、遠い町を隣町のように歩く。アフリカでマサイの若者にナンパされそうになり、イタリアで夏祭りを楽しみ、ポルトガルで朝寝坊の宿屋をたたき起こす。台湾では屋台料理に舌つづみを打ち、韓国では食べ過ぎに苦しみ、インドネシアでは結婚式に飛び入り参列する。自由な旅の極意を明かしつつ、にぎやかな町から無人島まで、その地の人々や自然のありさまを綴る。
目次
人情あふれる美味し国 イタリアの巻（これぞ南欧、ここぞイタリア！―ナポリ／イタリア；ナポリ名物といえば―ナポリ／イタリア ほか）
出たとこ勝負の情熱の国 スペインとポルトガルの巻（旅は道連れ、おじいさんとデート―マドリッド／スペイン；今日やれることも明日にまわそう―グラナダ／スペイン ほか）
のんびりしても油断は禁物 アフリカ諸国の巻（ゾウはいつ来るか―ナショナルパーク／ケニア；マサイにナンパされた！―ナショナルパーク／ケニア ほか）
地球最後の秘境 日本の巻（私は夕方評論家―中泊／愛媛；誇り高きボート屋のオヤジ―鹿島／愛媛 ほか）
不思議な町、愉快な人々 アジアとその他の諸国の巻（マカ不思議な観光夜市―台北／台湾；エンジョイ！Ｂ級グルメ―台北／台湾 ほか）
著者等紹介
マツモトヨーコ［マツモトヨーコ］
大阪生まれ。京都市立芸術大学美術学部卒業ののち同大学院版画専攻修了。１９８３年に初個展を開き、以後毎年個展またはグループ展を行なっている。また、食器やカレンダー、ＣＤジャケットをデザインするほか、Ｃ・Ｌ・ピアソン『ストレンジャー・フォー・クリスマス』（飛鳥新社）、山本文緒『落花流水』（集英社）、大橋巨泉『巨泉』（講談社）などの本のカバー・イラストレーターとしても多くの仕事をしている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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