中公新書<br> ナショナリズムとは何か―帰属、愛国、排外主義の正体

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中公新書
ナショナリズムとは何か―帰属、愛国、排外主義の正体

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  • サイズ 新書判/ページ数 304p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121028808
  • NDC分類 311.3
  • Cコード C1231

出版社内容情報

自国民や自民族をめぐる心情を高め、再生産するナショナリズム。帰属意識、愛国心、排外意識の三つの顔をもつ。世界で台頭する右派ポピュリズムの原動力とされる。なぜ、同胞愛を外国人憎悪に変え、暴力・民族紛争を頻発させるのか。経済格差・貧困との関係はあるのか。本書は国民国家誕生からの歴史を一望し、豊富な事例からナショナリズムがいつ生まれ、社会に浸透し、人々の心を政治がどう動かすか、その全容を描く。


【目次】

内容説明

自国民や自民族をめぐる心情を高め、再生産するナショナリズム。帰属意識、愛国心、排外意識の三つの顔をもつ。世界で台頭する右派ポピュリズムの原動力とされる。なぜ、同胞愛を外国人憎悪に変え、暴力・民族紛争を頻発させるのか。経済格差・貧困との関係はあるのか。本書は国民国家誕生からの歴史を一望し、豊富な事例からナショナリズムがいつ生まれ、社会に浸透し、人々の心を政治がどう動かすか、その全容を描く。

目次

第1章 ナショナリズムとは何か―議論の概観
第2章 ナショナリズムを構成しているもの
第3章 何が帰属意識を強めるのか
第4章 何が愛国心とプライドを強めるのか
第5章 何が排外意識と優越感情を強めるのか
第6章 政治・経済への効果
第7章 暴力・紛争への効果
終章 ナショナリズムの実態を見る

著者等紹介

中井遼[ナカイリョウ]
1983年生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士後期課程修了。博士(政治学)。専門は比較政治学。外務省国際情報統括官組織専門分析員、早稲田大学政治経済学術院助手、立教大学法学部助教、北九州市立大学法学部政策科学科准教授などを経て、東京大学先端科学技術研究センター教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ぴー

86
ナショナリズムを少しでも理解できればと思い購読。帰属意識、愛国心、優越感情と排他主義の3つの要素に分けられることを初めて知った。帰属意識や愛国心は何で高まるのか?という問いでは、サッカーやラグビーなどスポーツや国歌など音楽を例に出しており、筆者の柔軟な視点に興味をもった。6章〜7章では、ナショナリズムが他人との信頼関係を築き、個人にも利益をもたらす効果がある反面、貧困や資源、不可分な価値に結びつくと内戦や戦争に発展する側面もあることも述べられていた。少し掴みにくに箇所もありましたが、読みやすい本でした。2026/01/10

skunk_c

74
ナショナリズムの理論書ではなく、副題にあるように帰属意識、愛国心、排外主義がそれぞれどのような社会においてどのような位相を示すかを、統計を駆使して実証的に考察している。『となりの陰謀論』に通じるような議論もあり、また、「科学的には人種は存在しないが、だからといって人種概念を全部否定すると、現にある差別を否定する広義のレイシズムになる」といった議論は、かなり丁寧に問題を見ていると思う。予断に基づく断定を慎重に避け、データを丁寧に分析する手法(手法そのものの解説もある)は、理論だけで考えるより精度が高そうだ。2025/12/01

さとうしん

15
ナショナリズムの諸相、帰属意識、愛国心、排外主義三者の関係、ナショナリズムとスポーツ、出版、音楽、言語、学校教育、経済格差、移民の増加等々との関係などを、統計調査の結果をもとに議論する。本書によると、通俗的にいろんな文脈で特殊であると言われてきた日本、あるいは中国、韓国のナショナリズムの諸相も決して特殊なものではなく、普遍的に見られるものということになりそうである。スポーツの国際的な大会や選挙との相関性や隠れた反移民感情をあぶり出す手法の話が面白い。2025/11/25

awe

10
感動的に面白い。ナショナリズムだからといって必ずしも悪という訳ではなく、「使いよう」によってはリベラルな政治原理に沿って好ましい結果をもたらすこともあり得るのだということを歴史を紐付きつつ明らかにしている点が新鮮だった(そもそも福祉国家自体が、国家という枠組みを前提としたナショナルな意識に支えられたもので、当たり前と言えば当たり前の話なのだが)。◆本書では、ナショナリズムを帰属意識、愛国心、排外意識の3つの位相で捉える。これらの関係は複雑で、例えば帰属意識と排外意識では、国によって正反対の結果を示す。2026/02/10

かみかみ

9
排外主義が問題視される昨今、「想像の共同体」としてのネイション(民族、国家)を考えるために読んだ。「日本人は愛国心が弱い」と言われることがあるが、実証的なデータによると、日本人の国や郷土に対する愛着の強さは主要各国の中では中位程度で、特別弱いわけではないというのは発見だった。個人的には排外主義や自民族中心主義といったナショナリズムの負の側面を念頭に置いて抑えつつも、郷土愛や同胞愛、包摂の論理となる正の側面を持つナショナリズムを抱くことは、国民国家の代替物を提示しえない現代においては不可欠であると思った。2025/12/10

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