内容説明
約5500年前に文字は発明された。石や骨に模様を刻んでいた時代から長い時を経て、いまやコンピュータには15万もの文字を表示できるようになり、日々、人々は膨大なメッセージを送り合っている。世界中で生まれた最初の文字とはどのようなものだったのか?文字の考案者はどんな人なのか?言語・社会・歴史・文化を背景に、多種多様な文字の世界を大胆に描く!世界11カ国で刊行。台湾OPEN BOOK優良図書賞受賞、ドイツの最も美しい本賞など、数々の賞にノミネート!
目次
1章 話す‐描く‐書く(書く;コード化;文字体系;音から言語へ;書くことの始まり;石器時代の革命)
2章 世界の最初の文字(楔形文字;エジプト:ヒエログリフ‐ヒエラティック‐デモティック;東アジアの文字体系:中国‐日本‐中国南部の少数民族 ほか)
3章 文字‐考案者たち(コーカサスの文字;スラヴの文字;モンゴル文字 ほか)
付録
著者等紹介
コンスタンティノフ,ヴィタリ[コンスタンティノフ,ヴィタリ] [Konstantinov,Vitali]
アーティスト、イラストレーター、漫画家、作家。1963年、ウクライナ生まれ。建築、グラフィックアート、絵画、美術史を学んだ後、1999年より子どもと大人向けのフィクションやノンフィクションの作品を発表し、35か国で出版されている。本書は台湾OPEN BOOK優良図書賞受賞のほか、ドイツの最も美しい本賞、ドイツ児童文学賞など数々の賞にノミネートされている。ドイツの大学でイラストレーション、コミックアートなどの講師を務め、2017年にレバノンのベイルート・アメリカン大学で客員教授となり、ドイツ国内外のワークショップでも教えている。ドイツに在住
青柳正規[アオヤギマサノリ]
多摩美術大学理事長、奈良県立橿原考古学研究所所長、東京大学名誉教授。1944年大連生まれ。古代ギリシャ・ローマ考古学者。1967年東京大学文学部美術史学科卒業。国立西洋美術館館長、独立行政法人国立美術館理事長、文化庁長官など歴任。2006年紫綬褒章受章、2017年瑞宝重光章受章、2021年アメデオ・マイウーリ国際考古学賞受賞、文化功労者。ポンペイ「エウローパの舟の家」、シチリアのレアルモンテのローマ時代別荘、ソンマ・ヴェスヴィアーナのいわゆる「アウグストゥスの別荘」の発掘にあたる
若松宣子[ワカマツノリコ]
翻訳家。中央大学大学院独文学専攻博士課程修了、中央大学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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