内容説明
だれかをささえるすべてのひとへ。ありがとうのきもちをこめてカムオン(ベトナム語で「ありがとう」)。アメリカで数々の受賞歴を誇るベトナム出身の作家タィン=ハ・ライは、この作品で3世代の家族の愛情、失われゆく記憶、そして、遠い故郷を想うときにわき上がる感情を、美しく描き出しています。
著者等紹介
タィン=ハ・ライ[タィンハライ]
1965年、ベトナム生まれ。ベトナム戦争に翻弄され、10歳で難民としてアメリカに渡る。著作に、少女の頃の体験を綴った小説『はじまりのとき』、“Listen,Slowly”“Butterfly Yellow”など。ニューヨーク在住
フン・グエン・クアン[フングエンクアン]
ベトナムのホーチミン市を拠点に活動するイラストレーター
フイン・キム・リエン[フインキムリエン]
ベトナムのホーチミン市を拠点に活動するイラストレーター
はっとりこまこ[ハットリコマコ]
服部こまこ。英日翻訳者。国際協力関連の翻訳業務にも携わる。東南アジアに長く暮らした経験から多文化共生や難民問題に関心を寄せる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
9
【再読】大人のための絵本2024/02/17
Olga
1
巻末にガックフルーツのレシピあり。しかし、日本でガックフルーツを入手できるのだろうか?2024/02/10
るぅ
0
ガックフルーツのおこわ(ソーイガック)食べてみたい。恍惚の人となったおばあちゃんと、おばあちゃんを優しくみまもる家族。温かいお話だなあ。2025/10/30
NOYUKI
0
愛に満ちた絵本。難民という困難を思う。故郷を色濃く記憶しているのは味覚なのかもね。切なくて優しいお話。おばあちゃんは幸せよね。もちろん、そう言うと語弊があるのはわかっているけれど。苦しい時代を乗り越えて。幸せであってほしいな。2024/04/01
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