内容説明
具体的な被害、商品名、対応策…柔軟剤や消臭スプレーはこんなに怖い!
目次
1章 「香りブーム」の被害者が急増している
2章 化学物質過敏症(CS)とはどんな病気か
3章 アレルギー・発達障害・不妊も増えている
4章 それ、本当に安全ですか?必要ですか?
5章 これも、本当に安全ですか?必要ですか?
6章 「複合汚染」から身を守るにはどうしたらよいか
著者等紹介
岡田幹治[オカダモトハル]
1940年新潟県高田市(現上越市)生まれ。ジャーナリスト。一橋大学社会学部卒業。朝日新聞社でワシントン特派員・論説委員などを務めて定年退社。『週刊金曜日』編集長の後、フリーに。安全・環境・経済などの問題を主に取材している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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姉勤
25
電車内の香水のキッツイ御婦人のことかと思ったが、世に溢れる微香エチケット世情の弊害に対して。数ページ読んで、なんか臭いな?と著者紹介を見たら、福島の風評加害に大規模に貢献した"週刊金曜日(朝日新聞からの流れ)"の関係者じゃないですか。故に以降は眉に唾をつけて読む。素直に見れない数字と比率と形容詞。弱者の味方仕草で、針小棒大に宣伝し、都合のいいサンプルと証言を集める事を、習い性として自然に行なっている。私ははっきり言い切らないが、希望通りの解釈をしてくれると嬉しい文体を、読み終わった。2024/04/21
ロア
24
香料という化学物質が人体に与える影響を、もっともっと多くの人に知ってもらいたいなぁ。欧米では香料被害の対策が進んでいるけど、日本はまだまだ遅れている。。。それどころか逆行してるとしか思えない昨今の「香りブーム」(´・ω・`)除菌抗菌殺菌グッズも本質的には無意味なんだよ。。。除菌製品に無駄にお金を使ったあげく、結果的に自分の体を痛めることにしかならないのにな( ´Д` )2018/09/18
Humbaba
13
たとえ僅かな量であっても、それを感じてしまう人にとってはとても大きな問題である。それでも原因がわかっていればまだ対応方法を検討できるが、そもそもそれが原因だと判っていなければただ辛い生活を続けることになる。そのような症状があると知っておくことで、問題が発生してしまったときの対処にたどり着くまでに要する時間を短縮できる。2017/06/25
T66
11
職場の柔軟剤の臭いが気になって参ってるので、理論武装のために読んでみた。最終的には「化学物質過敏症」につながる恐れもあるとのこと。まあ、会社でいきなりこれを訴えると、ヒステリックな人のようになるので、最終手段にとっておくことにしよう。情報収集としては役だった。後半は話が広がりすぎて、電磁波の話まで出てきたのは私には不要だった。むしろ、具体的な商品名をもっと知りたかった。香り嫌いな人はそのような商品に興味がない→お店で棚にも近寄らない→どんな商品があるかも知らない、のロジックが成立すると思うので。図書館本2018/12/01
shiaruvy
10
【2017.04.27 初版】 妻がせっせとわたくしの洋服にスプレーをふりかけている。 すわ,毒殺するつもりか!やられる前に...(-_-メ)2017/08/08