ライオンのクリスチャン―都会育ちのライオンとアフリカで再会するまで

個数:

ライオンのクリスチャン―都会育ちのライオンとアフリカで再会するまで

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2025年07月05日 08時46分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 219p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784152090966
  • NDC分類 936
  • Cコード C0098

内容説明

だれもがファッションに夢中だった1970年代はじめ、気ままな若い旅行者だった僕らは、ロンドンの百貨店で売られていた一頭の子ライオンに心を奪われる。ライオンを買い取ってクリスチャンと名付け、おしゃれな街区のアンティーク家具店に間借りし、僕らの楽しい共同生活は始まった。クリスチャンは気立ても頭も良く、毎日新しいことを覚え、遊ぶことが大好きだった。街の人気者になり、テレビに出たり、有名人が会いに来たり、夢のような日々。でも、そんなときも僕らは、いつかは彼と別れなければならないことを知っていた―。現地で野生生活に慣れる訓練を積み、クリスチャンはアフリカの荒野に帰っていった。自然は過酷だが、そこが彼の居場所なのだ。一年後、僕らは群れのボスになっているというクリスチャンに会いに行くことになった。名前を呼ぶと、倍にも大きくなったクリスチャンが岩陰から現れ、走り寄り、そして抱きついてきた!もちろん、彼は僕らを覚えていたのだ。2008年、この再会の場面は、40年近い歳月を経て、YouTubeを通じて世界中に知れわたり、何百万人もの人々を感動させることになった。それは予想外で驚くべきことだが、僕らの友情が永遠だってことは、ずっとわかっていたことなんだ。

目次

値札のついたライオン
ソフィストキャット
百獣の王の威厳
恥ずかしがり屋のジャングルキング
提案
ワールズエンドのライオン
リースヒルでの生活
クリスチャンの両親
ケニアへの移送
ライオンとしての自覚〔ほか〕

著者等紹介

バーク,アンソニー[バーク,アンソニー][Bourke,Anthony]
1946年シドニー生まれ。現在はオーストラリアでもトップクラスの美術キュレーターとして活躍。とくに、アボリジニ・アートとコロニアル・アートの専門家として、多くの実績がある。シドニー在住

レンダル,ジョン[レンダル,ジョン][Rendall,John]
移住六世代目のオーストラリア人。現在でも、ジョージ・アダムソン野生保護基金と王立地質学協会にたずさわり、アフリカの自然保護活動とその広報活動に貢献し、ロンドンとシドニーを行き来する生活を送っている。三人の子供たちもまた、自然と野生動物の保護に情熱を注いでいる

西竹徹[ニシタケトオル]
山口県出身。同志社大学経済学部卒業。英字新聞の編集などを経て、現在は翻訳業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kokada_jnet

65
オーストラリアの若者二人が、ロンドンの高級百科店ハロッズで買ったオスライオンと暮らす話。原著は1971年刊行で、早川書房から2009年に刊行。古い日本語訳があり、平凡社から藤原英司(『野生のエルザ』で知られる人)の翻訳で1974年に『ライオン街を行く』の題名で刊行されていました。その後、文庫化されていなかったのが、不可解なほど面白い本(それこそハヤカワ文庫NFで刊行して欲しかった)。なお、Wikipediaに「クリスチャン (ライオン)」という項目あり。Wiki項目「ハロッズ」にもこのライオンへの言及が。2024/12/17

雲をみるひと

20
60年代の終わりに百貨店で売り出されていた子ライオンを買い、クリスチャンと名付けロンドン市内で育てケニアに運び野生に返す試みをするまでが書かれた今から思えば嘘のような実話。作者のクリスチャンへの愛情、クリスチャンの性質がよく表現された素晴らしい作品。訳本だが、日本語は全く気にならない。2023/09/17

まるみん

3
YouTube時代から大好きなお話。あの感動の再開シーンは忘れられませんね。2009/12/13

もんち

2
動物園で生まれたライオンが、デパートで売られていた時代があったことに驚きました。動物を人間の所有物にすることもエゴ、都会で生まれ育った動物を過酷な自然へ返すのもエゴ、動物にとっての幸せって何だろう?と考えさせられました。2011/04/23

Saikuma

1
YouTubeの動画を見て感動し、本も出ていると知り堪らず購入した。 百貨店で猛獣が普通に売られていたなんて今では考えられない。 クリスチャンは幸運だったけれど、悲しい思いをした動物達も多かっただろうと思う。 YouTubeでは感動しただけだったが、書籍では人間の浅はかさが色々な面から垣間見えた。 クリスチャンが野生のライオンとして立派にその生涯を閉じられたことを祈る。2017/05/31

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/296111
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品