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出版社内容情報
運命を覆す「鍵」は――俺だ
九頭龍諸島を脅かす巨大不明生物を討伐したソーマ。
王国民はソーマの活躍を大いに称えるが、世界はさらなる快挙に沸いていた。
魔王領、一部奪還――東方諸国連合の小国・マルムキタン王フウガが挙げた大戦果である。
東方諸国連合内で急速に勢力を拡大していくフウガ。
これに危機感を抱いた反フウガ派による“フウガ暗殺未遂事件”を発端として、東方諸国連合は各国入り乱れての大規模な戦に突入し……!?
――この争乱の果てに、世界は新たなステージへ移行する。
革新的な異世界内政ファンタジー、第14巻!
内容説明
九頭龍諸島を脅かす巨大不明生物を討伐したソーマ。王国民はソーマの活躍を大いに称えるが、世界はさらなる快挙に沸いていた。魔王領、一部奪還―東方諸国連合の小国・マルムキタン王フウガが挙げた大戦果である。東方諸国連合内で急速に勢力を拡大していくフウガ。これに危機感を抱いた反フウガ派による“フウガ暗殺未遂事件”を発端として、東方諸国連合は各国入り乱れての大規模な戦に突入し…!?―この争乱の果てに、世界は新たなステージへ移行する。革新的な異世界内政ファンタジー、第14巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
31
九頭龍諸島を脅かす巨大不明生物を討伐したソーマ。しかし東方諸国連合の小国・マルムキタン王フウガが魔王領一部奪という大戦果を挙げ、東方諸国連合が大きく変わってゆく第十四弾。東方諸国連合内で急速に勢力を拡大していくフウガ。これに危機感を抱いた反フウガ派による暗殺未遂事件を機に始まった大規模な内戦。フウガが求心力を高めていけば不可避の状況ではありましたけど、これで新しい局面が生まれて、それに伴った再編や今後に向けた布石もいろいろ加速していきましたね。難しい舵取りを迫られそうな今後の展開がまた面白くなりそうです。2021/04/25
nas
7
フウガ魅力がないわけではないんだけどもう1人の主人公って程には感じないんだよなぁ。魔王領での戦いをもっとやればまた違ってくるかもしれないけど。かなりキャラクターが多くなってきたシリーズだけど、それぞれのキャラクターの出し方の塩梅が上手い気がするなぁ。基本ソーマではなく他のキャラクターを動かしてるのがいい、主人公以外が動くってのが好みってのもあるし2021/10/04
尚侍
3
ものすごく面白かった。毎回世界観が広がっていく本作ではありますが、ここまでの広がりになるとは初巻が出た当初は考えもしませんでした。作者の意思が主人公に強く反映されているので、物語に安定感があり進行に矛盾がないのも実にいいですね。不安があるとすればアニメ化決定に伴うペースの乱れもありますが、ここにきて新作の同時進行ということも発表されたので、今後の刊行ペースがどうなるのかが気になります。いくら安定して面白くても続刊が出るのが一年後とかだとさすがにきついので、作者には頑張ってもらいたいところです。2021/06/06
中山バスター
2
革新的な異世界内政ファンタジー第14巻。巨大不明生物を討伐したソーマだが、世界はさらなる快挙に沸いていた。魔王領一部奪還、フウガが挙げた大戦果である。東方諸国連合は各国入り乱れての大規模な戦に突入◆フウガの話でもいいけど、やはりソーマ中心の話が読みたいな。これだと普通の戦記物です。 2021/06/17
菊地
2
フウガ勢力、ストーリー上におけるポジション・長所・短所・勘所などは理解できるんだけど、個人的な好みの問題でイマイチ魅力を感じられないのでフウガサイドの話がクローズアップされるとテンションが上がらないところがある。2021/05/02