情報の哲学―ロシア哲学者の情報論

伊藤 隆【編訳】

東洋書店（2012/11発売）

• サイズ A5判／ページ数 247p／高さ 21cm
• 商品コード 9784864590709
• NDC分類 007.1
• Cコード C0010

目次

１　サイバネティクスの哲学的・社会学的諸問題（制御の科学；情報理論の哲学的諸問題；サイバネティクスの機能的本質；人間とサイバネティクス機械との相互関係；サイバネティクス機械の役割について；方法論的結論）
２　情報の方法論的視座（哲学と情報概念；「情報量」の概念の発展とその特異な形式、多様性の概念；情報の意味論的見地；反映と情報；情報の基本的様態と機能；認識活動の情報的見地）
３　情報の哲学的分析（情報と反映；生物の普遍的性質としての情報；情報の最高形態としての人間の情報；工学系の情報；サイバネティクスの重要なカテゴリーとしての情報）

著者等紹介

伊藤隆［イトウタカシ］
１９２４年、長野県松本市に生まれる。１９４９年電気通信省電気通信研究所に入所、デジタル通信方式の基礎研究・実用化研究に従事したあと、システムの信頼性、システム論、情報基礎論の研究を続けた。その間、所管は電電公社・日本電信電話株式会社とかわり、１９９３年同所を定年退職。日本科学者会議会員（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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