内容説明
再生へのプロセスとは。1971年の日活ロマンポルノへの路線転換と大映倒産により、従来の大手映画会社によるスタジオ・システムが崩れた。その後、異業種からの参入などによって映画界が再び活性化し、映像コンテンツ産業として新たに定義されるまでの道のりを、製作・興行・経営・宣伝などの観点から考察した、産業としての戦後映画史。
目次
はじめに 日本映画界の構造変革期としての一九七〇年代
1 斜陽化のなかの経営
2 映像産業への異業種参入
3 変革期の性表現
4 方法論から見る映画史
おわりに 映画産業史研究の過去・現在と今後への展望
著者等紹介
谷川建司[タニカワタケシ]
映画ジャーナリスト。映画史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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