出版社内容情報
優雅な生活から一転
ワナにはめられ船乗りに!?
ロンドンの劇場育ちの少女キャットは、公爵の息子であり親友のフランクの好意で、お屋敷に身を寄せています。初めての舞踏会に心ときめかせていると、不穏な知らせが。幼なじみのシドが消息を絶ったのです。捜索に向かったキャットは暴漢に襲撃され、英国海軍の軍艦カレージャス号に拉致されてしまいます。何者かの陰謀でキャットは殺人犯の濡れ衣をきせられ、少年水夫に身をやつして働くことに。陰謀に加担する恐ろしい事務長のマクリーン、残忍なバートン船長。命の危険を感じ、ついにキャットは脱走するのですが――。
男子顔負けのキャットの痛快な活躍ぶり、史実が入り混じる面白さ。ネスレ賞、オッタカー賞受賞作家による、歴史冒険ストーリー第4弾!
作者: ジュリア・ゴールディング
英国の女流作家。ケンブリッジ大学卒業後外交官となるも、文学に目覚めてオックスフォード大学で英国ロマン派文学の博士号を取得。作家活動に入る。本シリーズ第1巻の『キャットと王立劇場のダイヤモンド』で英国のネスレ賞、オッタカー賞を受賞している。
訳者: 雨海弘美(あまがいひろみ)
1969年生まれ。翻訳業。主な訳書に、タシーロ『ひとりな理由はきかないで』、バンク『ささやかだけど忘れられないいくつかのこと』、ブラッシェアーズ『ラストサマー さよならの季節に』(以上ヴィレッジブックス)、フェイバー『イギリスのおばあちゃんの知恵袋』(阪急コミュニケーションズ)などがある。
内容説明
幼なじみのシドが失踪した。捜索にいった波止場で襲われ、気づけば海の船の上。殺人の濡れ衣をきせられたキャット、今度こそ絶対絶命。
著者等紹介
ゴールディング,ジュリア[ゴールディング,ジュリア] [Golding,Julia]
英国の作家。ケンブリッジ大学卒業後外交官となるも、文学に目覚めてオックスフォード大学で英国ロマン派文学の博士号を取得。作家活動に入る。『キャット・ロイヤル』シリーズの第1巻『キャットと王立劇場のダイヤモンド』で英国のネスレ賞、オッタカー賞を受賞している
雨海弘美[アマガイヒロミ]
1969年、東京生まれ。翻訳業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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