内容説明
元大蔵官僚が政治家と役人の協調&緊張関係を検証する。日米交渉、消費税、地方活性化と省庁再編…激動の時代の葛藤と信頼を踏まえて。
目次
第1章 政と官―「役人道」論
第2章 回想の政治家たち
第3章 プラザ合意
第4章 日米交渉
第5章 世界経済
第6章 アジア経済と日本
第7章 わが国の経済政策
第8章 次世代へ―国際化論
著者等紹介
久保田勇夫[クボタイサオ]
1942年生まれ、福岡県出身。66年、東京大学法学部卒業、大蔵省(現・財務省)入省。69年、オックスフォード大学経済学修士。課長補佐時代は税制改正、財政投融資計画、省内調整など国内の仕事を多く手がける。83年、財務官室長に就任し、以降、国際舞台でも活躍。サミット、G5、G7などの国際金融交渉にかかわり、議長として95年の日米金融協議をまとめる。国際金融局次長、関税局長を経て、国土事務次官を最後に2000年に退官。都市基盤整備公団副総裁、ローン・スター・ジャパン会長を経て、西日本シティ銀行頭取。現在、西日本シティ銀行会長および西日本フィナンシャルホールディングス会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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