目次
第1章 人間存在の光と闇―旧約聖書から
第2章 イエスにおける人間の尊厳と深淵
第3章 社会の深淵に沈む「人間」への眼差し―カイサレアのバシレイオスとニュッサのグレゴリオスの救貧説教
第4章 初期・中世キリスト教美術における黙示録表現
第5章 キリスト教は「悪」をどう見るか―人間の「闇」についての宗教的理解
第6章 パスカルにおける人間の尊厳
第7章 借りたものを返せばいいのか―エマニュエル・レヴィナスによる「倫理」
第8章 「異教徒」という人間―15‐16世紀のカトリック南米宣教における人間理解
第9章 内村鑑三と宗教的寛容―信仰と偏狭さ
第10章 アメリカにおけるサンクチュアリー運動(Sanctuary Movement)と教会―滞日外国人のいのちの尊厳に対する取り組みへの一考察
著者等紹介
向井考史[ムカイタカフミ]
関西学院大学神学部教授。関西学院大学特定プロジェクト「キリスト教的視点からの人間の尊厳と深淵」研究センターセンター長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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