内容説明
ほんとに男どもは情がない。人間と同じだ。猫狂いが書き、猫嫌いが感動した、とことん面白い本。泣く、笑う、怒る、人間とノラ猫たちの悲喜劇。
著者等紹介
坊城浩[ボウジョウヒロシ]
1942年東京生まれ。東京都立大学卒業。コピーライターとして広告会社勤務。『猫のながし目』は初めて書き下ろした作品(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
宇宙猫
31
★★★★★ 実際にいた猫たちを描いた創作でいいのかな。小日向家とかかわったニャンたちの記録のような小説。猫好き四朗さんと、元猫嫌いで現猫おばさんの咲子さんは、昭和を絵にかいたような夫婦。なんだかんだと遣りあいながらニャンたちを可愛がっていくにあこがれる。2016/12/26
coco夏ko10角
28
小日向家とたくさんの猫達。すごいー、この一冊に何匹登場したんだろう?どのページ見ても猫・猫・猫。どの子も可愛かったけど、一番印象に残ったのはラブちゃんだった。四郎さんの日記も味があって良かった。2015/05/18
れんこ
14
猫といってもそれぞれはっきりりした性格の違いがあるんだぁ。。。飼ったこともなく、触るのも実はちょっと怖いのですが(^^ゞ、猫好きになりそうな気持になった。2015/01/09
きょん
4
アフリカから娘とともに帰国した雌猫の翡翠小日向家の家族が関わるたくさんの猫の話。どの猫もそれぞれの生を精一杯生きている。猫のふるまいや病気に右往左往したり、家族喧嘩をしながらも、愛情あふれる小日向家の面々も味わい深い。2020/12/21
たかこ
4
猫づくしな1冊。最初の翡翠から始まって、いったい何匹登場したことやら。私は、猫を飼ったら、1匹だけを大事に育てる派なんだけど、これだけたくさんの猫に愛情を注げるなら多頭飼いも庭猫飼いもありだな。また、動物病院の先生がすごく良かった。良い先生に出会えるのは幸せなこと。2014/10/07
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