出版社内容情報
3DCGによるアニメ制作の「現在」を知る!各社のノウハウを結集した珠玉のメイキング集昨今のアニメ制作では3DCGの活用が当たり前になり、その周辺技術の進歩によって作画による職人技的なアニメと見分けがつかないほどの見映えと、3DCGならではのリッチな表現が両立できるようになりました。これらを支えている各制作会社の多種多様なノウハウを結集し、1冊にまとめたのが本書です。
今年度版では、10月27日(土)公開の『映画HUGっと! プリキュアふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』を早くも収録! 10月からTV放送が開始し、Netflixにて日本先行全話配信中の『INGRESS THE ANIMATION』などの最新作を筆頭に、『アイドリッシュセブン』、『ガールズ&パンツァー 最終章』第1話、『劇場版マクロスΔ 激情のワルキューレ』、『銀河英雄伝説 Die Neue These』、『新幹線変形ロボ シンカリオン』、『フルメタル・パニック! Invisible Victory』などなど、全16作品のメイキングを紹介します。表紙は特集に連動して、『映画HUGっと! プリキュアふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』の描き下ろしです。
一般誌ではほとんど見ることのできないメイキング素材を多数収録しており、アニメ制作関係者はもちろん、アニメファンも楽しめる内容になっています。進化し続けるアニメ制作の「現在」を、ぜひ体感してください。
CGWORLD編集部[シージーワールドヘンシュウブ]
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
富士さん
2
相変わらず製作から管理まで細かいところまで載っていて良記事ぞろいです。実際の関係者の声をちょっと聴くと御用記事っぽい気もしないでもないですが、商業誌でもあることですしその点はしょうがない。そのバイアスを外すのはむしろ読者の仕事と考えるべきでしょう。正直本書の内容を完全に理解はできませんが、昔から同じ切り口で編年的に積み上げられている仕事であることが、何年かたった後、日本のCGアニメ史が書かれるときに貴重な基礎資料となることは間違いないように思います。部外者にとっては用語解説もあると最高なんですがねぇ。2019/04/14