出版社内容情報
新型コロナ、人新世、経済政策、新〇〇論、サヨク/ウヨクなどなど時事用語の誤用・思い込みを指摘し、さらに哲学・思想、政治学、経済学、社会学、法学etc.の基礎とキモを丁寧に伝授。きちんと学びたい、何より、これから勉強をする/し直すための絶対的マニュアル。
「学び」の最低限の敷居を示したロングセラー、新たなバージョンにて登場!
二〇二〇年に「新型コロナウィルス」が政治・社会問題化したことによって、「学問」をめぐる状況は大きく変化した。(…)本書でもたびたび話題にしている「左/右」の対立軸が次第に曖昧になっていたが、コロナによって、混迷が決定的に加速した。(…)政治がコロナ最優先で動き、財政赤字や年金、安保などが二の次、三の次になっているため、本当に誰と誰が同じ陣営なのか分からなくなっている。(…)そういう時だからこそ、「学問」を常にアイロニカルに捉え直す姿勢が重要だ。(本文より)
内容説明
新型コロナ、人新世、経済政策、新○○論、サヨク/ウヨクなどなど時事用語の誤用・思い込みを指摘し、さらに哲学・思想、政治学、経済学、社会学、法学etc.の基礎とキモを丁寧に伝授。きちんと学びたい、何より、これから勉強をする/し直すための絶対的マニュアル。「学び」の最低限の敷居を示したロングセラー、新たなバージョンにて登場!
目次
第1講 哲学・思想―「哲学」と「思想」の境界!?(『白熱教室』で、哲学・思想する;発言する勇気 ほか)
第2講 政治学・政治思想―「政治」はどこにあるのか?(「自由主義」と「民主主義」;「話し合い」という問題 ほか)
第3講 経済学・経済思想―「正義」を担保するための議論(「経済学」って何をやるの?;『もしドラ』は経済学? ほか)
第4講 社会学・社会理論―「社会」を設計する!?(社会学説小史;日本の社会学 ほか)
第5講 法学・法哲学―大学と「法学」という特殊な空間(裁判員裁判;法学のイメージ ほか)
帰宅する前に―「ネット系言論人」への注意書き
著者等紹介
仲正昌樹[ナカマサマサキ]
1963年広島生まれ。東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程修了(学術博士)。現在、金沢大学法学類教授。専門は、法哲学、政治思想史、ドイツ文学。古典を最も分かりやすく読み解くことで定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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