内容説明
この地獄をどう終わらせるか。一斉に鍋を叩く住民、ストライキする公務員、SNSで世界へ発信する学生、初めて銃を手にとる若者、ロヒンギャの苦しみに気づき始めるビルマ民族…軍事クーデターに対抗する人々の心の叫びと葛藤を描いたドキュメンタリー漫画。
目次
#歴史は繰り返す
#自由の味
#立ち上がれ
#ミルクティー同盟
#チェーズン
#テロリスト
#国境地帯での弾圧
#団結
#孤軍奮闘1
#孤軍奮闘2
#Everything Will Be OK
著者等紹介
ドゥボミ,フレデリック[ドゥボミ,フレデリック] [Debomy,Fr´ed´eric]
1975年生まれ。パリの郊外出身。2006年よりInfo Birmanie、Euro Burma Networkなど、ミャンマー民主化運動を支持する組織に所属し、広報・支援活動を始めた。執筆したミャンマー情勢に関する書籍、漫画は十数冊に及び、ルワンダ・ツチ族に対する民族浄化問題に関する著作も発表している
ラウクォンシン[ラウクォンシン]
柳廣成。香港生まれ。幼少期を京都で過ごす。9歳で家族とともに中国に渡るも、1年足らずで香港に戻る。香港中文大学で芸術を専攻し、2019年に民主化運動が激化するとデモに参加し、警察に立ち向かう市民を描いたが、2020年に反体制的な言動を取り締まる香港国家安全維持法の成立を受け、台湾へ移住した
ナンミャケーカイン[ナンミャケーカイン]
ミャンマー出身。1989年12月来日。ミャンマーと日本をともに母国として捉えている。立命館大学で博士(国際関係学)取得後、東京外国語大学で外国人特別研究員を務めた。2005年度より東京外国語大学をはじめ関東周辺にある様々な大学で非常勤講師として教える傍ら、通訳・翻訳も数多くこなす。クーデター後の2021年8月からは「自由と平和な表現活動を支援するWART」の共同代表を務め、一コマ漫画の展示や講演会でミャンマーの情勢を伝える活動をしているほか、Yokoham Phamphlet Campaign - Myanmar(YPC)に所属し、募金活動を継続している。最近は、在日ミャンマー人の研究と、タイに逃れている避難民に関する研究をしている。2021年度より京都精華大学特任准教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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