まだ見ぬ映画言語に向けて

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  • サイズ 46判/ページ数 459p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784861828324
  • NDC分類 778.7
  • Cコード C0074

出版社内容情報

映画とは何か。映像とは何か。
我々はその問いに、答えを出しうるのか。
年齢差41歳の二人が、みずからの監督作と日本/世界の映画を語り、
映画/映像なるものの本質について、その深淵を徹底的に考察する。
時代を超えた映画のエティカ!

「まったく異なる世代の二人の映画作家・吉田喜重と舩橋淳が、今も新たな息吹を生み続ける映画という芸術表象について徹底考察する」という趣旨。企画者として、これは決して吉田監督作品の一ファンである舩橋淳の独りよがりにならないだろうという根拠のない自信があった。世代が離れていても、いや、世代が離れているからこそ、時代を超越して浮き上がってくる映画言語の本質に迫れるのではないかという直感があった。
 これより目にしていただくのは、同時代の感性をいったん切り離し、映画とは何か、その深層に向かって問い続ける作業である。それは映画表現の持つ自己優位性とその欺瞞を問いただすと同時に、それを突き抜ける映画のエティカを見定め、来るべき映画の次世紀を予見するための生産的な言葉の出逢いとなるに違いない。――舩橋淳「まえがき」より

内容説明

映画とは何か。映像とは何か。我々はその問いに、答えを出しうるのか。年齢差41歳の二人が、みずからの監督作と日本/世界の映画を語り、映画/映像なるものの本質について、その深淵を徹底的に考察する。時代を超えた映画のエティカ!

目次

第1章 なぜ我々は映画監督になるのか
第2章 映画の現場論
第3章 映画言語とは何か
第4章 映画における肉体性
第5章 映画における性の表現と権力化
第6章 映像による日本近・現代史―映画が政治権力を表現することについて
第7章 映像はかぎりなく政治権力を無力化、あるいは否定する
第8章 映像における時代と状況についての考察―生きつつある倫理の苦悩
第9章 フィクションとドキュメンタリーのはざま
最終章 映画の秘めたる可能性と限界

著者等紹介

吉田喜重[ヨシダヨシシゲ]
1933年生まれ。東京大学文学部仏文科卒業。1955年に、松竹大船撮影所に入社。1964年、独立

舩橋淳[フナハシアツシ]
1974年生まれ。東京大学教養学部卒業後、ニューヨークで映画を学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kentaro mori

2
映画と性、映画と権力、映画に対する向き合い方、などなど多くの問いにあふれる、重厚で、重要な一冊。これまで流通している映画がいかに「権力」に寄りかかっているものか思い知らされ、そのことに徹底的に抗おうとしていたのがこの監督たちの映画だったのだろう。⚫️映画とは何か。観客が期待する映画も、また映画会社が期待する映画も、もちろん映画です。ただ、それを超えて本来あるべき映画、映画の映画とでも呼ぶべきものを、リュミエール兄弟によるシネマトグラフの発明以来、すでに百年以上も過ぎていながら、まだ私たちは見ていない。2021/05/16

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