出版社内容情報
出口逸平［デグチイツヘイ］
内容説明
研辰とは誰だ？幕末から現代まで、「逃げる男」を追跡する。
目次
第１章 研師辰蔵
第２章 半道敵・守山辰次―『敵討高砂松』
第３章 研辰の誕生―『研辰の討たれ』
第４章 研辰の流行と変貌
第５章 戦後の研辰
第６章 研辰の現在―『野田版 研辰の討たれ』
補論
著者等紹介
出口逸平［デグチイツヘイ］
１９５６年大阪生まれ。１９８７年神戸大学大学院文化学研究科単位取得退学。熊本県立大学文学部を経て、１９９８年より大阪芸術大学文芸学科で日本文学と演劇を教える。日本演劇学会、日本近世文学会会員。文化庁芸術祭演劇部門審査員、芸術文化振興基金演劇専門委員等をつとめる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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犬養三千代
3
2016年の愛之助。2012年の染五郎。そして2005年の野田版勘三郎。お芝居の元となった実話があり、不義密通が元なのに脚色されてお家騒動になっていくさまや。野田秀樹と勘三郎により新たな大衆という陰の主役をあぶり出していく。 何度もブームになり、新たな視点が与えられていく 芝居にせよ小説にせよ、この素材は面白い。2017/09/12
takao
1
ふむ2018/01/22
