刺青墨譜―なぜ刺青と生きるか

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  • サイズ B6判/ページ数 292p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784861100536
  • NDC分類 383.7
  • Cコード C0071

目次

第1章 欲望する人間
第2章 刺青の現場
第3章 刺青のかたち
第4章 刺青文化を探る
第5章 彫師の「場」
第6章 内なる世界

著者等紹介

斎藤卓志[サイトウタクシ]
1948年、愛知県生まれ。中京大学法学部法律学科、佛教大学文学部史学科(通信)卒。会社勤務、安城市歴史博物館学芸員、市史編纂室長などを経て総務部(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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あじ

42
刺青は膚に彫る勲章なのだろう。一世一代の英断を下し、生きる気概を自らに課す。そういう生き方があることを知った。前半は彫師の元を訪れる人々への聞き取り。後半は奄美、沖縄、アイヌの刺青文化に触れる。ここに興味深い記述が溢れていた。継承されてきた文化の沈着が、思わぬ心の作用をもたらしていたことを前半と対比し読む。ただ一点残念な点は、文章の脆弱さが目立ったこと。2017/01/30

しいかあ

1
 刺青の本。主に刺青の痛みについての聞き書き。アイヌと沖縄の刺青の話や江戸時代の頃の話ものってたのでよかった。2009/10/24

0
読み進めるごとに胸が高鳴っていった。刺青にはわけのわからない魅力がある。その魅力の正体が本書で少し分かった気がする。実際に刺青を持つ人に出会っても、自分は「何故刺青を入れたのか」や「入れたあと自分がどう変わったか」を聞けなかった。刺青を入れた人や彫師の言葉には、熱があった。どんな想いで刺青を望むのか、まさに十人十色で面白い。痛みの先にいるまだ見ぬ自分を、僕もいつか見てみたい。2013/12/06

タリコ

0
沖縄とアイヌの失われた文化としての刺青の項は面白かった。が、私は基本的に刺青(をはじめとする身体改造系)には興味が持てないようで、その部分以外は斜め読みしてしまった。なにしろ痛そう…。2013/06/16

sheep book

0
魅力があることは感じました。それでも現代社会ではリスクがあります。そこまでして入れる理由までは理解できませんでした。2017/12/11

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