生薬単(ショウヤクタン)―語源から覚える植物学・生薬学名単語集

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  • サイズ B5判/ページ数 316,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784860431792
  • NDC分類 499.8
  • Cコード C3547

出版社内容情報

伊藤美千穂(京都大学)・北山 隆(近畿大学) 監修
原島広至 著


日本薬局方収載の生薬および基原植物約150種を収録。豊富な写真と、語源にまつわる興味深い解説とコラムで、学名・英語名・和名および関連する植物などがたのしく覚えられます。
生薬の学名順に、性状、主要成分、主な薬効、漢方処方などを詳しく掲載。また、主要学名にはラテン語読みをカタカナで、英語読みにも発音記号を添えるなどアカデミックなオプションをつけました。日本語名はカタカナ・漢字を併記しスムーズに読み進めることができます。薬剤師の方、薬学を学ぶ方のお手元に、ぜひ置いていただきたい一冊です。


◎内容

◎目次
Chapter1 高等植物を基原とする生薬
Chapter2 植物の抽出物を基原とする生薬
Chapter3 藻類を基原とする生薬
Chapter4 真菌を基原とする生薬
Chapter5 動物・鉱物を基原とする生薬

◎付録
生薬難読漢字テスト
主要な漢方処方
生薬の基原植物の命名者となった植物学者
生薬の開花時期表
有効成分の合成経路概説

◎その他
部位別目次、主要成分索引ほか

内容説明

日本薬局方(第十五改正)収載の164種類の生薬を学名順に解説。基原植物・生薬・関連植物等カラー写真満載。生薬成分の化学構造式&分子モデル(空間充填モデル)付き。巻末に和名索引、学名索引、英明索引、成文索引が付く。

目次

1 高等植物を基原とする生薬
2 植物の分泌物を基原とする生薬
3 藻類を基原とする生薬
4 真菌を基原とする生薬
動物・鉱物を基原とする生薬
付録

著者等紹介

伊藤美千穂[イトウミチホ]
1969年大阪生まれ。1988年神戸女学院高等学部卒業、同年京都大学薬学部入学。1992年薬剤師免許取得。1995年、阪神淡路大震災で実家が被災、モノに対する執着心が失せる。同年ベトナムの民間薬調査で初めて海外でのフィールドワーク実施。1996年京都大学薬学部助手(生薬学講座)。1997年同大学院薬学研究科助手。2000年薬学博士(京都大学)。2002‐2003年、米国ワシントン州立大学生物化学研究所に留学、植物テルペノイド生合成研究の第一人者クロトー教授に師事、リモネン水酸化酵素の位置選択性に関する研究に従事。2003年京都大学大学院薬学研究科薬品資源学(旧生薬学)分野助教授。2006年日本生薬学会「学術奨励賞」受賞。2007年京都大学大学院薬学研究科准教授、同附属薬用植物園長(兼任)。フィールドワークを軸とする研究スタイルで、精油を含む薬用植物を相手に、薬学的、また薬学らしからぬ研究を行っている

北山隆[キタヤマタカシ]
1990年京都大学理学研究科化学専攻修了(専門は有機(合成)化学)。同年花王株式会社入社。医薬部外品(美白剤や入浴剤)の開発を行い、「医薬」について考える。生薬も同部署内で扱っていたため、身近に感じる。1995年近畿大学農学部助手(農芸化学科)。しばらくして天然物を扱った研究を開始。1998年理学博士(京都大学)。2002‐2003年米国スクリプス研究所(サンディエゴ)に留学。2001年度のノーベル化学賞受賞者であるシャープレス教授に師事。新しい化学の概念を利用した医薬品開発の研究を行う。2004年近畿大学農学部准教授(旧、助教授)。2005年、学部改組により農学部バイオサイエンス学科所属。バイオマテリアル研究室で、引き続き天然物と戯れる。2005年度日本農芸化学会「農芸化学奨励賞」受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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葛宮詠

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果たして読んだと言っていいのか分からないが、すべての生薬を引き終わったので本棚に追加。 写真付きで分かりやすいが、あくまで生薬学(西洋科学)によるものであり、生薬学の参考になる本。 中医・漢方的な生薬を知りたいなら、『実践漢薬学』や『中医臨床のための中薬学』を読んだ方がいいと思う。

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