出版社内容情報
さあ、読め!
本を紹介することに人生を捧げた書評家が、青春、恋愛、家族、時代、ミステリー、SF、冒険、ハードボイルド、翻訳、ノンフィクション…とジャンルを超えて、1978年~2023年、1634人の著者、3458点の作品を大紹介。「本の雑誌」連載の「新刊めったくたガイド」45年分を一冊にまとめた圧倒的書評集。
【目次】
内容説明
生きている。ここに書評家・北上次郎が生きている。「本だけ読んで暮らしたい」と願った青年は、その夢を叶え書評家となった。以来45年、一度も休むことなく、「本の雑誌」に新刊書評を書き続けた。いやはや、すごいぞ、ぶっとぶ書評の集大成。さあ、読め!本を紹介することに人生を捧げた書評家が青春、恋愛、家族、時代、ミステリー、SF、冒険ハードボイルド、翻訳、ノンフィクション…とジャンルを超えて、1978年~2023年の1634人の著者、3458点の作品を大紹介。
目次
第0章 1978
第1章 1979/1989(冒険小説とは何か A・バスケイス=フィゲロウア『自由への逃亡』;本年度上半期のベスト1 西村寿行『風は悽愴』 ほか)
第2章 1990/1999(これを読むと中年男はぶっとぶ 加賀乙彦『ヴィーナスのえくぼ』;ダメ男小説の決定版が出た 岳真也『水の旅立ち』 ほか)
第3章 2000/2009(「映画を読む」ことの楽しさを存分に伝える快著が出たぞ;女性教師とはみ出し生徒の「熱血」学園小説に拍手! ほか)
第4章 2010/2019(『リテイク・シックスティーン』のラストに胸が熱くなる!;迫力満点のケイリン小説『あねチャリ』がいいぞ! ほか)
第5章 2020/2023(“砂町銀座クロニクル”『まち』がいいぞ!;『里奈の物語』を貫く強さを見よ! ほか)
著者等紹介
北上次郎[キタガミジロウ]
1946年東京生まれ、明治大学文学部卒。1976年、椎名誠と「本の雑誌」を創刊。以降2000年12月まで発行人をつとめる。1994年に『冒険小説論』で日本推理作家協会賞を受賞。目黒考二の書評を書く際のペーンネーム。2023年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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