内容説明
茶の湯とは何か、侘び茶とは何か、そして千利休とはいったい何者だったのか?子供から大人まで楽しめる「清原なつの版」利休伝。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
関東大震災の被災者、特に虐殺された朝鮮の皆様に追悼・寺
39
以前から読んでみたかった漫画。男性程戦国武将に思い入れが少ない為か、過剰じゃない武将の姿に安土桃山時代が新鮮に写る。信長が素敵。何で本の雑誌社から出たのか不思議だったが、後書きでわかった。2011/06/15
ume 改め saryo
22
一人の人物をいろんな角度から読み解くのは面白いですね。 出典が同じだと、自己満足に終わってしまいますが(^^; あとがきが珍しい感じですね。 作者の真摯さが伝わりました(^^)2013/12/25
あきぽん
19
茶道の心得の全くない私だが、茶道の心得のある母(と自分の勉強)のために買ってみた。漫画ながら茶道の心得のない私には少々難しかった。驚いたのは名物(今でいうブランド品か?)の値段の高さ。高価なものへの物欲を通り越して”洗練された”「シンプル・イズ・ベスト」にたどり着いた利休。初めから「シンプル・イズ・ベスト」ファッションの庶民の私とは違うんだよね。2016/06/07
ひめぴょん
18
千利休が生きた戦国時代は自分の才覚で身分という宿命からさえも自由になれた時代。史実・虚構・伝説を織り交ぜてその歴史と人となりを感じられるまんが。利休の死で戦国の茶は終わり、伝説となった。信長、秀吉との関わりなど茶が政治に使われていたことを感じられる。名前しか知らなかった利休の生涯がざっくりではありますが、まとまって読めたのが良かったです。大河ドラマを見ているようでした。 この時代における茶の湯は政治のひとつの手段であったのだと実感できました。解説コラムにある収蔵美術館は気になったのでチェックしました。 華2024/08/24
こぽぞう☆
18
2018年読み納め。千利休は興味があって、積読にもたぶん2冊あるはず。でも、ささっと読みたくてこの本を入手。14歳頃までの利休さん可愛い。彼の人生と茶の湯の変遷もよく分かるし、名物などお道具の説明も丁寧。宗○とゆーなまえの人が多すぎて、そこちょっと読みにくかったけど作者の責任じゃないし。2018/12/31