内容説明
第6巻は、温暖化の影響を強く受けている北極圏と南極圏の二つの極地、米国を除くカナダ、メキシコの北米、熱帯雨林の危機に揺れるブラジルなど南米諸国、内戦で荒廃する小国とエコツーリズムで復活したコスタリカなどの中米諸国、有機農業大国となったキューバなどカリブ海諸国の自然と環境問題を追う。また、環境問題の観点からマヤ文明、イースター島の滅亡を考え、ダーウィンの航海とガラパゴス諸島の自然保護を取り上げる。
目次
第1章 北極圏と南極圏
第2章 カナダ
第3章 メキシコ
第4章 グアテマラ
第5章 中央アメリカ南部
第6章 バハマ、キューバ
第7章 ハイチ、ドミニカ共和国
第8章 ブラジル
第9章 コロンビア、ベネズエラ
第10章 エクアドル、ペルー、ボリビア
第11章 チリ、アルゼンチン
終章 中南米環境問題の総括
著者等紹介
川名英之[カワナヒデユキ]
環境ジャーナリスト。1959年、東京外国語大学ドイツ語学科卒、毎日新聞社に入社。1963年、ウィーン大学へ文部省交換留学(西洋史)、社会部に所属し、環境庁、環境問題を長く担当、編集委員。この間、立教大学法学部非常勤講師、1990年、毎日新聞社を定年(55歳)退職し、環境問題の著述に専念、後に江戸川大学社会学部、津田塾大学国際関係学科非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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