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内容説明
テレビとジャーナリズムが総崩れになる前に―メディア論の第一人者が、放送と権力の来し方行く末を冷静沈着に考察した唯一無二の論考!
目次
はじめに―放送はだれのものか
第1章 報道圧力
第2章 言論の不自由
第3章 放送の自由
第4章 政治的公平の意味
第5章 デジタル時代のメディア
終章 市民力が社会を変える
おわりに―情報の歪みは民主主義を歪める
著者等紹介
山田健太[ヤマダケンタ]
1959年、京都生まれ。専修大学人文・ジャーナリズム学科教授。専門は言論法、ジャーナリズム研究。日本ペンクラブ常務理事・言論表現委員会委員長、放送批評懇談会、自由人権協会、情報公開クリアリングハウスなどの各理事、世田谷区情報公開・個人情報保護審議会委員を務める。日本新聞協会職員(英国エセックス大学人権法研究所訪問研究員、新聞研究所研究員、日本新聞博物館学芸員)の傍ら、1992年より青山学院大学、法政大学、聖心女子大学、慶応義塾大学、東京経済大学、早稲田大学などで憲法、言論法を教え、2006年より専修大学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
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tolucky1962
10
政府の番組介入が強まり安倍政権で総務相の電波停止発言。放送法は放送の自由を守る法。免許政府直轄管理方式は日,露,北朝など。政治的公平を政治家が判断させぬよう独立機関が一般。日本の報道の自由度2022年71位。国を守るため国に自由を制約されてよいとする国民が後押し。二項対立単純報道,事なかれ主義,ワイドショー化でTVジャーナリズムは弱体化。ネットは野放図だったが放送とは何かが問われ,メディアは2010年放送法改正で,番組・事業・伝送に分離。ネットと放送が同質化,チャネル増,ネット二分化や炎上で運用困難に。2022/07/02