内容説明
秋がふかまり、魔法の庭も、すっかりさびしくなったころ。ジャレットのもとに、結婚式のブーケの注文がまいこんできて…。
著者等紹介
あんびるやすこ[アンビルヤスコ]
群馬県生まれ。東海大学文学部日本文学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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小夜風
25
【図書館】今回はローズマリーのお話。お料理に使うくらいしか知らなかったのですが、いろんな効能があるのですね。古くから結婚式にもお弔いにも使われてきたそうで、どうしてまるで反対の使い方をされたのか疑問に思うジャレットですが…。健やかなるときも病めるときも…の誓いのように、本当に大切な人とはどんな時でも一緒にいたいもの。そして、一緒にいるとは、例え離れていても、心は寄り添っているということ。ローズマリーの花が、庭のお花が全部無くなってしまう時期に咲くのも初めて知りました。ローズマリーのブーケ、素敵ですね♪2015/10/24
けいと
17
楽しいときも悲しいときもいつもそこにあり寄り添ってきたもの。それはローズマリー、そして愛。。くぇーっ!!なんたるいい話!美人でスタイルいいと口紅と白のワンピース着ただけでも確かにサマになるよね〜〜。んー素敵!今回は片想いがベースにありましたが、恋する女は人間もウサギも気持ちは一緒なのね(笑)ローズマリーのリースカード簡単そうだけれどまずローズマリーを手に入れるのに難を感じる(๑¯∀¯๑)2015/11/14
喪中の雨巫女。
10
《私-図書館》ローズマリーってすごいね。つらい時に、寄り添えることが、大事だと思う。2019/06/18
しげ
6
結婚式は、きれいなドレスを見せびらかす日ではなく、背筋の伸ばし、まっすぐな気持ちで自分自身の心に誓いを立てる日なのだと、あらためて感じました。2014/03/01
しろのあ
6
恋愛や結婚だけじゃないですよね、友だち関係、仕事・・・調子の良いときは人間関係も良好で楽しいですけれども、人生ずっとそんな時期だけじゃないですからね。辛いときに手を差し伸べてくれた人との関係は本物ですね!そして、そうしたいと願う二組のカップルもきっと大丈夫でしょう。このシリーズは夢いっぱいで、かわいらしくてお楽しみとしても読めるのですが、大人の視点で読むと作者の人生観が透けて見えてくるというか、味わい深いんですよね~2014/01/04