内容説明
アルプスを描いた19世紀の画家、ジョヴァンニ・セガンティーニのはじめての本格評伝+作品集。2011年のセガンティーニ展を独力で立ち上げ、実現した著者による渾身の書。
目次
第1章 アルコ時代(一八五八~六五年)(生地アルコ;セガンティーニの出生まで ほか)
第2章 ミラノ時代(一八六五~八一年)(セガンティーニの痕跡;不幸な少年時代 ほか)
第3章 ブリアンツァ地方時代(一八八一~八六年)(長閑な風景を求めて;“湖を渡るアヴェ・マリア”で国際画家としての第一歩 ほか)
第4章 スイス・サヴォニン時代(一八八六~九四年)(憧れのアルプス;別天地サヴォニン ほか)
第5章 オーバーエンガディン地方時代(一八九四~九九年)(寒村マロヤ;さらば、サヴォニン ほか)
著者等紹介
久保州子[クボクニコ]
東京生まれ。青山学院英米文学科を卒業した後、英国に留学。現在はスイスのチューリッヒ在住。チューリッヒ専門大学ZHAWで「アートマネジメント」修士課程と応用言語学研究科を修了。NHKサービスセンター主催「生誕100年記念 国際アンデルセン賞画家アロイス・カリジェ展」(2002~3年)やチューリッヒ青年交響管弦楽団の日本巡回公演(2008年)の企画・コーディネート、スイス関連の展覧会や美術番組のコーディネート、スイスの美術館における解説の日本語翻訳に携わる。その他、スイス・ローザンヌのボーリュ劇場でのクリスマス年中行事「ラ・パテルネル」の童話劇に、創作戯曲の脚本を執筆するなど、多岐にわたって文化交流の活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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