内容説明
感情解放=「自分の心を真っ白にする」ことこそ「演技しない演技」の基本である、とする著者が身体訓練・表現・発声など“基礎トレーニング”の在り方を、豊富なエピソードを交えて語る演技論。
目次
レポート(1)役者としての私の魅力
身体訓練(1)マラソン
身体訓練(2)ストレッチ
身体訓練(3)筋力トレーニング
身体訓練(4)二人組バランス
身体表現(1)エアロビクス
身体表現(2)ストップモーション
身体表現(3)スローモーション
ゲーム(1)牛タンゲームとタオルパス
ゲーム(2)意識の分散とリズムの共感〔ほか〕
著者等紹介
成井豊[ナルイユタカ]
1961年、埼玉県飯能市生まれ。早稲田大学第一文学部文芸専攻卒業。1985年、加藤昌史・真柴あずきらと演劇集団キャラメルボックスを創立。現在は同劇団で脚本・演出を担当するほか、テレビや映画などのシナリオを執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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りえこ
14
基礎訓練がとてもわかりやす詳しく書いてあり良かったです。2016/04/27
Haruka Fukuhara
3
思ったのと大分違った。というか只管ストイックだった。演劇系の人って中でくっついたり離れたり忙しいな~と思ってたけど、これだけ濃密な共同生活をしていたらそうなるのもやむを得ないのかな、と変な部分で納得した。なんかちょっと自分も走ってトレーニングしたくなった。…正直に言うと、新興宗教に似た香りがして少し怖かった。2017/02/28
ゆーき
1
舞台についての知識が増えました。これを読んだ上でキャラメルボックスさんの舞台を見ると面白さが増すと思います。2011/05/28