内容説明
設計の発想から、「場」や「人」へのまなざし、文化をつくる職業としての覚悟―世界に対する鋭い洞察力と、建築的思考プロセスを伝える、若手建築家への質問と回答。
目次
建築に必要なスキルとは何ですか?
建物と建築の違いって何ですか?
ひとつの建物ができるまでのプロセスを順を追って説明して下さい。
建物の中で一番重要な要素は何ですか?
建築の魅力とは何ですか?
日本の建築は世界一流だと言われるのに、なぜ都市は美しいと言われないのですか?
建築の世界ではどんな人材が求められていますか?
現場で新人がぶつかる問題は何ですか?
デジタルツールは建築設計をどのように変えるのですか?
デザイナー/エンジニア/コンサルタントなどチームベースの作業の中での、建築家の立ち位置を教えて下さい。〔ほか〕
著者等紹介
猪熊純[イノクマジュン]
2004東京大学大学院工学系研究科建築学専攻修士課程修了。2004‐06千葉学建築計画事務所勤務。2007成瀬・猪熊建築設計事務所共同設立。2008~首都大学東京助教。主な受賞にINTERNATIONAL ARCHITECTURE AWARDS 2009、DESIGN FOR ASIA AWARDS 2009 Merit Recognition、天童木工デザインコンクール2008入選、Colors designer InternationalCompetition Special Mentions、グッドデザイン賞2007 ROOM101、WORLD Space Creators Awards2007大賞
大西麻貴[オオニシマキ]
1983年愛知県生まれ。2006年京都大学工学部建築学科卒業。2008年東京大学大学院修士課程修了と共に大西麻貴+百田有希/o+h設立。共同主宰。2011年東京大学大学院博士課程単位取得退学。2011年‐2013年横浜国立大学大学院Y‐GSA設計助手。主な作品に、「二重螺旋の家」(2011年、新建築賞)、「千ケ滝の別荘」(2006‐SDレビュー2007鹿島賞)
木内俊克[キウチトシカツ]
東京大学大学院建築学専攻修士課程を修了後、Diller Scofidio+Renfro(2005‐2007,New York)、R&Sie(n)Architects(2007‐2011,Paris)での勤務を経て、日本へ帰国。R&Sie(n)Architectsではアソシエイトパートナーとして、十和田市美術館でのHypnotic Chamberなどを通し、建築におけるデジタルツールの可能性を追求。2011年に砂山太一とkwwekを立ち上げ、プログラミング技術を核としたリサーチプロジェクトを展開し、現在に至る。2012年より、木内俊克建築計画事務所主宰
田根剛[タネツヨシ]
1979年東京都生まれ。2006年よりDGT(ドレル・ゴットッメ・田根/アーキテクツ)をパリ・フランスに設立。現在、フランス、エストニア、イタリア、スイス、レバノン、日本でプロジェクトが進行中。代表作に「エストニア国立博物館(エストニア・2016年完成予定)」、「TOSHIBAミラノサローネ(イタリア・2011年)」、「新国立競技場設計競技案(日本・2012年)」など。2008年フランス文化庁新進建築家賞、2008年ミラノ建築家賞、2013年Red Dot Award(ドイツ)など多数受賞。2012年より、コロンビア大学GSAPP客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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