出版社内容情報
祖国を離れ、舞台はアメリカへ。新たな土地でそれぞれが直面する厳しい現実。4人が創造する未来、そして最期に迎える結末とは──。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
33
人生は戦いの連続だ。戦争は終わったかもしれない。けれども私たちは権利を得るために戦い続けなければならない。下巻では、主人公たちが懸命に自分たちの居場所を求め行動を起こしていく。これは世界に通用する内容だと思った。また、私たち庶民が死に物狂いで自分の権利を守るために立ち上がらないといけない時が近づいてきそうだからこそ、過去を知っておいてほしいから。生き残ってほしいから。2025/05/10
桐一葉
5
なんて作品を私は読んでいるんや…と圧倒されながら読む。涙がぼたぼた落ちてきた。言葉をなくす。思い続けたひとがいながらも時間はどんどん動いていく。その中でも他のひとの間で心を寄せ合いながら生きている様子の積み重ねをみる。大きな波に飲み込まれながら、儘ならない中で自分の人生を必死で掴むひとたち。愚かで無意味な戦いを繰り返すべきではない、という思いも受け取る。出会えてよかった作品です。2025/04/26
むきめい(規制)
3
上巻は縦書き 下巻は横書きで日本とアメリカを表現してるのか2025/08/23
saa
1
戦後、生まれや性的指向など、マイノリティとされてきた環境の中で生きていた女性たち。アーサーやスコットはあの環境下ではかなり良心的な男性なのではないか。もちろん頼子とハルは多大な苦しみを抱えていたけど、それでも彼らに出会えてなんとか生き延びてきたのだと感じた。終わり方もご都合主義になりすぎず好きだった。2026/06/05
猫のあしあと13番
1
暗いところでは黒目の真ん中が大きくなる、それを2人1組で確かめ合うというシーンが印象的。日本人は目が真っ黒だから、瞳孔が開いていてもわからないんじゃないかと不安に思うシーンは作者の実体験か。素晴らしい2026/05/26




