出版社内容情報
昨今、台風の巨大化や寒波の襲来、頻発する集中豪雨などの異常気象がよく起こりますが、どれもが地球温暖化・気候変動との関わりを指摘されています。本書は身近な異常気象を取り上げ、現在進行している気候変動と地球温暖化について、その実態と主な要因、生態系や人間社会への影響などをわかりやすくビジュアルに解説します。専門知識がなくても読めるので、よく理解できるようになるでしょう。また気候の観測・予測技術や国際的な動き、IPCCの取り組み、第5次報告書に報告された温暖化による将来予測とシナリオに言及します。
内容説明
いま、地球で何が起きているのか?さまざまな分野からその謎に迫る!
目次
第1章 すでに異変は始まっている(増える猛暑日や熱帯夜―地球は温暖化しているのか;すでに起こっている異変1―雨の降り方が激しくなった ほか)
第2章 なぜ気候が変わるのか?(太陽、大気、海洋…―地球の気候を形作るもの;人間がいなくても起こる―地球が繰り返してきた気候変動 ほか)
第3章 もっと知りたい異常気象(真実はどれ?―異常気象は増えているのか;極端な気象現象1―スーパー台風 ほか)
第4章 どうなる?未来の地球(これからどうなる?―地球温暖化;気候変動のその後1―気温と海面の上昇による影響 ほか)
著者等紹介
河宮未知生[カワミヤミチオ]
国立研究開発法人海洋研究開発機構・統合的気候変動予測研究分野分野長。愛知県生まれ。東京大学大学院博士課程修了。東京大学研究員、独キール海洋学研究所研究員などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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