出版社内容情報
ノーベル賞最有力候補者、初めての著作!
次世代太陽電池の大本命「ペロブスカイト太陽電池」は日本発の新技術!いま世界で実用化競争が激化している。薄くて軽いフィルム状のペロブスカイト太陽電池は、曲げたりフレキシブルな形にでき、印刷技術を使って簡単につくれる。発電量がとても高く、曇りや雨の日、室内照明でも発電できる、と革命的なもの。社会実装されれば街全体が分散型発電所になることも夢ではない(2025年、大阪・うめきた駅で実装予定)。
じつは開発当初は性能が悪く、誰からも顧みられなかった。それがどうやって世界を席巻する大逆転を収めたのか。そのミラクルをもたらしたのが第一人者・桐蔭横浜大学の宮坂力教授だ。ペロブスカイト太陽電池開発のドラマチックな展開と熾烈な研究開発の舞台裏を明かすとともに、決してエリートではなかった自身のデコボコ道を語る。大学院卒業後、富士フイルムで研究生活を送り、つねに「新しいもの」「面白さ」を追求してきた研究一途の人生がペロブスカイト太陽電池として大きく結実した。
ノーベル賞最有力候補と最注目される異色の化学者と新技術の、面白くて元気が出るストーリー!
内容説明
ノーベル賞最有力候補者、初めての著作!実用化目前!世界と未来が変わる!誰にも顧みられなかったマイナー技術を大変身させた異色の研究者が明かす元気が出るストーリー!
目次
第1章 ペロブスカイト太陽電池の大逆転開発物語―桐蔭横浜大学でドラマは始まった(ダメもと感覚で研究していたフィルム型太陽電池;ペロブスカイトって何だ? ほか)
第2章 知識ゼロでもわかるペロブスカイト太陽電池―光発電の仕組みと進化(知ってるようで知らない太陽電池;物理と化学の2つの顔を持つ太陽電池 ほか)
第3章 不本意から切り開かれた研究者人生―光発電研究者までの道すじ(高校までのデコボコ道;大学で建築の道をあきらめ、研究者へ ほか)
第4章 未来を変える研究は意外なところに―化学への誘い(研究を社会につなげる;成果を出しつづける ほか)
感想・レビュー
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Koki Miyachi
kentatnek
のせち
Akira Yoneyama
いっしー