内容説明
これは霊能者・宗優子が体験した恐ろしい話、そして、彼女に寄せられたおぞましい体験談である。あなたは、この背中が凍りつくような現実を直視できるだろうか。
目次
第1章 恐怖の告白―知らぬ間に、狙われていた私(行方不明の元カレ;校舎を彷徨うワタシ;猫のいる家 ほか)
第2章 宗優子の心霊体験―そのとき、霊能者は見た(怨念を記憶した部屋―デート中の友人に起こった悲劇とは;遺産相続でもめた姉妹―クーラーから死者の声が;悲しい記憶の部屋―浄霊中に現れたネズミの怪 ほか)
第3章 心霊事件簿―日常生活に潜む恐怖の物語(髪の毛が襲ってきた夜;壁の向こうに誰かいる;洞窟からついてきた少年 ほか)
著者等紹介
宗優子[ソウユウコ]
霊能者にして、認定心理士の資格を持つカウンセラー。宗教とは無縁、霊と人間に向き合うタイプの“異色だが信頼性の高い霊能者”と評される。日本心理学会認定心理士、日本応用心理学会会員、日本カウンセリング学会会員、厚生労働省認定心理相談員
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感想・レビュー
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夢追人009
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霊能者・宗優子さんの実話心霊体験談集で誠に信頼できる安定の読み心地でしたね。章の間に書かれた言葉「憎悪を抱いたまま死んでいった者たちに現世の理屈は通らない」「人の悲しみを理解しない人優しくできない人努力しない人、悪霊はそういう人に取り憑きます」が鋭く心に突き刺さりますね。幼稚園にはいつもみんなに迷惑をかける乱暴な子がいたが、不思議にも時々、人が変わったように優しくなったり大人しくなったりする。二重人格なのかなと思っていたら、実は気の弱い兄がいて数年前に亡くなったらしく、時々兄が乗り移っているのかと思った。2020/05/24