内容説明
「日本建築学会大賞」を受賞した著者の永年にわたる講義ノートのエッセンスを集成。人間の知覚、空間の構成要素、さらには人間・群集の行動法則、人口と密度の関係に至るまで、空間デザインの手法をビジュアルに解説した「建築人間工学」の先駆の書。第2版では、とくに少子高齢化にともなう人口問題に関し、大幅な加筆修正を行なった。
目次
1章 視覚の法則とデザインの手法
2章 感性の人間工学
3章 設計と寸法の論理
4章 空間における知覚と行動法則
5章 行動の時間的法則性
6章 群集の行動法則
7章 建築と都市における人口と密度―ミクロの人口学