出版社内容情報
約5年ぶりの全面改訂!
医師,薬剤師,看護師など,抗がん薬を取り扱う全ての医療者必読の1冊
◆◇◆第2版における主旨とポイント・・・◆◇◆
【1】 外来がん化学療法に関する情報を「がん治療の基本」、「がん薬物療法の基本概念」、「抗がん薬とは」、
「抗がん薬の安全使用」、「抗がん薬の副作用」の5項目で再構成しました。
【2】 特に、抗がん薬の調製→投与→廃棄、排泄→投与後の患者サポートなどの、抗がん薬治療の
全過程の安全対策を最重要と考え、「抗がん薬の安全使用」、「抗がん薬の副作用」の2つの項目に
多くのスペースを割き解説しています。
【3】 「抗がん薬の安全使用」については、医療従事者が知っておくべき Hazardous Drugs や
オンコロジー・エマージェンシーについて、新たに簡潔にまとめました。
【4】 「抗がん薬の副作用」については、悪心・嘔吐の最新ガイドラインや粘膜炎の新しい考え方などを
UPDATEしました 。
【5】 近年、海外で広く重要性が認識されつつある、倦怠感やケモブレインの対策を簡潔に解説しています。
●ここが新しい!
・分子標的治療薬をはじめとする新薬の情報,安全キャビネット,デバイス等に関する新たな知見を追加
・抗がん薬の副作用対策やオンコロジーエマージェンシー,ご家庭で気をつけること――など,
最新のトピックスを追加
・図表やイラストを用いて,がん化学療法をわかりやすく,明確に解説
・付録に「臓器障害時の抗がん薬投与調節」を追加