アクティブラーニングに導くKP法実践―教室で活用できる紙芝居プレゼンテーション法

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アクティブラーニングに導くKP法実践―教室で活用できる紙芝居プレゼンテーション法

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  • サイズ A5判/ページ数 219p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784840306539
  • NDC分類 375
  • Cコード C0037

出版社内容情報

アクティブラーニングに活用すると大きな効果を発揮するKP法(紙芝居プレゼンテーション法)を全国の授業実践例とともに紹介。KP法(紙芝居プレゼンテーション法)は、紙と黒板・ホワイトボードがあれば、どこでもいつでも始められるプレゼンテーション法であり、思考整理法です。そのシンプルさと効果に気がついた全国の先生方がKP法を活用して、アクティブラーニングを展開しています。
本書では、高校を中心に小学校から大学、学習塾の先生方の様々な実践を、第3章「全国23人の先生による教室でのKP法実践レポート」でご紹介しています。
さらに、第1章と4章では、KP法の生みの親である川嶋直氏(日本環境教育フォーラム理事長)がプレゼンテーション、コミュニケーションについての提言やKP法を実践する上でのポイント&アドバイスを書き下ろしました。
また第2章ではアクティブラーニング型授業の実践と理論の先端を行く皆川雅樹氏(産業能率大学准教授)によるアクティブラーニングに導くKP法の導入や評価の視点についての論考を用意し、本書によりアクティブラーニングとKP法を総合的、多面的に理解することを可能にしました。
2020年の学習指導要領改訂、大学入試改革に向けて、アクティブラーニングが全国で旋風を巻き起こしているなか、教師はテーチャーからファシリテーターへの変化が求められています。学校教育、社会教育、環境教育など様々な教育に関わる方にとって、大きな方向性を知るとともに実践の指針となる一冊です。


第1章(川嶋直) 人と人をつなぎ、成長させるKP法 ―プレゼンテーションと思考整理の道具として―
1 2013年の『KP法 シンプルに伝える紙芝居プレゼンテーション』の発刊
2 大教室でのKP法
3 なぜ、伝わらないのか
 講義やプレゼンテーションなどは、なぜ、伝わらないのか
 人間の理解の仕方とKP法
4 KP法を活用する3つの場面と4つの機能
 個人のプレゼンテーションの道具としての機能
 個人の思考整理の道具としての機能
 グループのプレゼンテーション(発表)の道具としての機能
 グループの思考整理の道具としての機能(グループの合意形成の道具として捉えることもできる)
5 学校でKP法が活用されるようになって、わかったこと
 黒板がKP法にとっては、ホワイトボード以上に使いやすい場所ということ
 ICT環境が十分に整っていなくても可能な方法であることが、通常のプレゼンの場よりもメリットが大きい(教師のICTスキルも同様)
 KP法の物理的な制約が、パワーポイントの「やり過ぎ制御」に繋がる
6 KP法は教師も生徒も使う=教える&教えられるという関係を壊す

第2章(皆川雅樹) KP法とアクティブラーニング―活動あって思考・学びもあり―
1  KP法との出会いはアクティブラーニングの本質につながる!?
2 「アクティブ・ラーニング」への誤解
3 「アクティブラーニング」と「アクティブ・ラーニング」
4 「アクティブ・ラーニング」の視点としての「主体的・対話的で深い学び」の実現
5 私の授業実践紹介~KP法の使いどころ?
6  KP法と評価
6-1 杉山実践におけるKP法の評価
6-2 KP法とルーブリック評価
〈本書と関連するアクティブラーニングに関する書籍〉

第3章 全国23人の先生による教室でのKP法実践レポート ―高校を中心に、中学、大学、小学生対象の学習塾の事例を紹介―
【国語】(河口竜行) 持続可能なKP活用 日常の授業でいつでも何度でも使えるKPシートを活用したアクティブラーニング型授業
【国語】(高橋正忠) 教員も、生徒たちも、授業に、部活に、保護者会に。広がるKP法の可能性
【国語】(寺戸洋介) 協働の達成感を得るための、KP法の活用について 授業で大事にしていることと大まかな流れ
【数学】(児浦良裕) 入試演習型授業とKP法との相性
【数学】(田中光一)“協力・承認・思考整理”を大切にした授業におけるKP法の活用
【数学】(渡部皓平) ミニKPを用いた「読む」ことでインプット・「話す」ことでアウトプットする数学の授業実践
【物理】(田中将省) チームで学ぶ物理におけるKP法の活用
【生物】(木村剛) 思考を整えるKP法の使い方
【生物】(橋本広大) 理科授業におけるKP法の活用とその実態
【生物】(福泉亮) 生徒に「もれなくダブりなく」思考することを促すKP法の活用
【生物】(溝上広樹) KP法を利用したポスターツアー 高校生物におけるアクティブラーニング
【地学】(中間義之) 学びの責任感が高まる!生徒が行うKP法を用いた授業
【世界史】(海上尚美) あなたに届く言葉をのせる
【世界史】(多々良穣) 考える時間を創り出すKP法による世界史授業
【日本史】(加藤潤) 「問い」のくり返しで、歴史を点から線にする
【日本史】(杉山比呂之) 「場を創り、場に価値を」“杉山の日本史”からみるKP法活用術
【現代社会】(藤牧朗) 多彩でDEEPな思考活動を支えるKP法
【政治・経済】(前川修一) KP法を活用して中学から高校への移行をスムーズにする授業 「中学公民」から「政治・経済」へ
【英語】(米元洋次)自立した学習者が育つ授業のためのKP法の活用場面
【家庭】(木村裕美) 生徒の思考整理ツールとしてのKP法
【技術・家庭】(辻さやか) 実習内容も進捗状況をも可視化するKP法の活用
【大学】(小峰直史) 学びの場をリ・デザインするKP法
【学習塾】(加藤兼浩) KP法を生徒自身の思考整理に活用し学びを深める授業
【学習塾】(加藤兼浩) 意見発表方法としてのKP法

第4章(川嶋直) KP法を教室で実践するために―よく聞かれるポイントとアドバイス―
1 KP作成7段階(+練習1段階)
2 KPセットの1枚目には何を書くのか?
3 プリントアウト? 手書き? どっち?
4 紙の大きさによる意味(使い方)の違い
5 KPシートを「貼ってから話す」か?「貼りながら話す」か? 「話してから貼る」か?
6 KP法の時間と字数・枚数
7 KP法を使った授業後の情報共有方法
8 KP法の基本は使い回し。でも足したり引いたり、並べ替えたりの編集が頻繁にできるのがKPの良い所
9 KP法の保管方法
10 KP法の練習法

川嶋直[カワシマタダシ]
1953年東京都生まれ。公益社団法人日本環境教育フォーラム理事長。NPO法人自然体験活動推進協議会理事、一般社団法人日本インタープリテーション協会理事、立教大学大学院異文化コミュニケーション研究科兼任講師、日能研体験的学び室顧問。
1980年にキープ協会に入り「自然体験型環境教育事業」を組織内で起業。立教大学大学院異文化コミュニケーション研究科特任教授(2005?2010年)、同ESD研究センターCSRチーム長(2007?2012年)。2010年公益財団法人キープ協会役員退任後は「KP法」「えんたくんミーティング」などのファシリテーションの技術を駆使して企業研修、セミナー、ワークショップなどを全国で行っている。2014年6月から現職。著書『就職先は森の中?インタープリターという仕事』(1998年、小学館)、『KP法 シンプルに伝える紙芝居プレゼンテーション』(2013年、みくに出版)など。

皆川雅樹[ミナガワマサキ]
1978年東京都生まれ。産業能率大学経営学部准教授。博士(歴史学)。一般社団法人ISP理事。元専修大学附属高校・法政大学第二高校教諭。
日本史のアクティブラーニング型授業やファシリテーション・KP法等を活用した教育に取り組む。『Guideline』(河合塾)、『CareerGuidance』(リクルート)、小林昭文他編『アクティブラーニング実践』(2015年、産業能率大学出版部)、『総合教育技術』(小学館)、『社会科教育』(明治図書)、『歴史と地理 日本史の研究』(山川出版社)など多くのメディアで授業実践が紹介されている。授業改善(アクティブラーニング)やファシリテーションをテーマにした講演・研修・ワークショップ講師も全国で務めている。著書『日
本古代王権と唐物交易』(2014年、吉川弘文館)など。

内容説明

教師中心の一方的な講義の時間が驚くほど短縮できる!グループでの発表に活用できて、生徒同士の学びにつながる!全国23人の先生による教室でのKP法実践レポートを紹介。

目次

第1章 人と人をつなぎ、成長させるKP法―プレゼンテーションと思考整理の道具として(大教室でのKP法;なぜ、伝わらないのか ほか)
第2章 KP法とアクティブラーニング―活動あって思考・学びもあり(KP法との出会いはアクティブラーニングの本質につながる!?;「アクティブ・ラーニング」への誤解 ほか)
第3章 全国23人の先生による教室でのKP法実践レポート―高校を中心に、中学、大学、小学生対象の学習塾の事例を紹介(国語・持続可能なKP活用―日常の授業でいつでも何度でも使えるKPシートを活用したアクティブラーニング型授業;国語・教員も、生徒たちも、授業に、部活に、保護者会に。広がるKP法の可能性 ほか)
第4章 KP法を教室で実践するために―よく聞かれるポイントとアドバイス(KP作成7段階(+練習1段階)
KPセットの1枚目には何を書くのか? ほか)

著者等紹介

川嶋直[カワシマタダシ]
1953年東京都生まれ。公益社団法人日本環境教育フォーラム理事長。NPO法人自然体験活動推進協議会理事、一般社団法人日本インタープリテーション協会理事、立教大学大学院異文化コミュニケーション研究科兼任講師、日能研体験的学び室顧問。1980年にキープ協会に入り「自然体験型環境教育事業」を組織内で起業。立教大学大学院異文化コミュニケーション研究科特任教授(2005~2010年)、同ESD研究センターCSRチーム長(2007~2012年)

皆川雅樹[ミナガワマサキ]
1978年東京都生まれ。産業能率大学経営学部准教授。博士(歴史学)。一般社団法人ISP理事。元専修大学附属高校・法政大学第二高校教諭。日本史のアクティブラーニング型授業やファシリテーション・KP法等を活用した教育に取り組む。授業改善(アクティブラーニング)やファシリテーションをテーマにした講演・研修・ワークショップ講師も全国で務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ぴーたん

4
KP法の授業実践編。パソコンのパワーポイントだと ・場所を選ぶ、パソコンのないところでは使えない・スライドを全て一度に見せることができない、という問題点を解決しているのがKP法なのです!! KP法とは、1組15枚程度の上質紙に、3行20字程度で伝えたいことを手書きにして、1組5分程度で紙芝居のように黒板などに貼りながら伝える方法。ICTの設備がなくても、生徒にプレゼンの演習をさせてあげられるのです!今年は授業で取り組んでみようかな。楽しみです!2017/04/13

だの

1
地元の図書館で借りた。KP法(紙芝居プレゼンテーション)の基本的なことと実践が書いてある本。ICTの利用により、紙を使ってやることは無駄という風潮があるが、紙と人が書く文字の良さがあるようだ。ICTの指導では並べることができない、一目で本時内容が分からない(それかできたとしても見えにくくなる)ので、これはこれとしてやっていくことに価値がありそうだと思った。ICTの進化により講義等でなかなか触れることがないので、昔ながらやり方の刺激を受けることができた。今後昔の指導書等にも目を向けていきたい。2025/01/06

Miyaz

0
手軽にできる、紙芝居プレゼンの話。 今時のアクティブラーニングに絡めて説明があるが、ツールとしての話が多い。 各先生の事例発表も、いまいち私にはヒントに繋がるものが少なかった。 ただ、パワポでなくても、プレゼンできるという主張は良いと思う。2017/09/01

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