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内容説明
街の不良のリーダーだったケリンがひょんなことから百人隊長に!だが、勇んでケリンが赴いた先は、辺境にくすぶる、それも荒くれ揃いで悪名高い部隊だった…。持ち前の腕っ節の強さとバイタリティで、ケリンは部隊の改革に大奮闘。彼の馬鹿が付く真っ直ぐさに、冷やかな隊員たちの視線もだんだんと変わっていく。だが順風満帆だった行く先に暗雲が立ち込める。人間の天敵ともいうべき猛獣が突如大量発生し、近隣の村人を襲い始めたのだ。そしてそれは大きな混乱の渦へと発展していくのだった―。鷹見一幸の銃と硝煙の戦記、登場。
著者等紹介
鷹見一幸[タカミカズユキ]
埼玉県在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
毛利武良
2
☆☆☆ 「猿の惑星」別の星版。もともと人類のいない、凶暴で知能が低い類人猿が生態系の頂点に立つ星に、人類が辿り着き社会を作ったらしい。でも、どうやら過去に人類が大きな戦争を起こしたために、その時代の技術が禁忌になっているのは猿の惑星と一緒。社会学や技術史について考えさせられるところはある。文中のイラストは現実味がなく、RPG創成期の絵を思わせる。文体は読みやすい。2013/10/20
オジ
2
すごく・・・鷹見さんです・・・2012/05/06
Humbaba
1
生まれによって多くのことが決定されてしまう。それは効果的な面もあるが、同時に弊害も多数ある。いくら努力をしてもそれが自分に反映されない状態では、努力を続けられる人間は少ない。だからこそ、先人を切って動くことができる人間には、多くの人がついていく。2013/07/14
Unforgiven
1
ジャンルはロストコロニーとかかいてあったかな・・・? お気に入りの作品のひとつ、その始まり
sasashin
0
不良グループのリーダーが百人隊長となり、銃を手に未曾有の災害と戦う1巻目。いまどきのラノベなら参謀ポジションが主役で直情系リーダーはヒロインになるあたりに、10年の月日の流れを感じる気がしないでもない。2016/03/14