内容説明
『ぼくらの祖国』など憂国のメッセージを発信し続けて、熱狂的なファンを持つ作家で、日本初の独立系シンクタンク社長でもある青山繁晴氏と、中高の同級生でもあり、
歯周病治療の実績で名高い姫路市の歯科医師・河田克之氏との「日本人の歯と歯周病」に関する熱き対談が実現した。
「成人した人間は100%歯周病」「歯周病は歯ぐきの病気ではない」「歯周病や虫歯のメカニズムを説明できない歯医者たち」など衝撃の事実が明らかに。
歯周病治療や歯の健康についての重要な情報も満載です。
各章末に青山氏による心を揺さぶるエッセイ(全6本)を、そして巻末には著者少年時代の秘蔵写真を収録。
<電子版限定特典付き>
電子版のために、書籍刊行後の後日潭などを新たに書き下ろした、
河田克之「変革の予兆」、および青山繁晴「読者の力」を巻末に収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
面川泰明
3
"歯の健康を通して世界人類の幸せを願う"という思いから、河田博士は友人である青山氏の元を訪れ、本対談を出版するに至ります。 学友であるが故、終始穏やかな空気で本書は進行されています。ですがその中からは、烈火のように燃え上がる熱量を感じることができました。自分の信念に従い、それ故に既存の定説や、ひいては既得権益と戦うことになる両氏がする会話から、同じ志を持つ者として大いに勇気付けられました。 勿論、歯学の話なので自分の歯を見つめなおす良いきっかけにもなりました。2014/02/28
イカカイガカ
3
青山繁晴氏が様々な場面で何度も発言しているように「どんな業界、団体にも必ず、既得権にぶら下がる多数派勢力からの圧力にも屈せず、己の良心に従い戦う人がいる」。歯科医学界において河田克之氏は、まさにそのような人物であることが本書を読むと分かる。〈祖国を、列強に負けない日本にすること、それしか目的はなかった〉龍馬のように、自分は何ができるのか、そう問われているのは一人ひとりの読み手自身である。2013/04/08
乱読家 護る会支持!
2
歯科医の医師に対する劣等感は根深い。そのためか、歯の病院についての基礎的な研究は進んでおらず、虫歯の原因も歯槽膿漏の原因も、キチンと解っていない。河田氏は、虫歯の原因は虫歯菌では無く歯周病菌。歯槽膿漏は歯ぐきではなく、骨の病気。歯磨きだけでは、歯槽膿漏の予防にならない。歯槽膿漏の原因は、歯周病菌では無く歯石。歯石を三か月に一度、定期的に除去すれば、歯槽膿漏は悪化しない。2014/12/01
Y.Taka
2
歯に関する常識が、ことごとく覆される対談本。青山さん書き下ろしのコラムも必読。2013/04/05
yobrazil
2
敬愛する青山繁晴さんとその中学からの友人の河田さんの対談本で、歯についての話だが、政治の問題に絡んでくるところも多く、日本の既得権益の根深さを知っていたつもりだったが、さらに突きつけられた。とてもおもしろい!是非オススメ致します。2013/03/31