出版社内容情報
本書は、優勢な局面を題材にして勝ち方を考える、次の一手問題集です。
従来の次の一手問題では正解は1つですが、本書における問題の正解は3つ。正解の手は、踏み込んで勝つ、1手差を2手差に広げる、受けに回って攻めを切らす、など方針が分かれています。局面によっては攻める手だけが正解という場合もありますが、最速で寄せを目指すか、駒を渡さずに安全に押し切るか、など攻めの方針が分かれています。
自分の棋風や読み筋に合わせて、指し手を選びましょう。そして、自分の勝ちパターンを身につけてください!
内容説明
答えが3つある次の一手問題!1.踏み込んで一手勝ち?2.自陣に手を入れて余しにいく?3.徹底的に受けつぶす?方針を立てて優勢な局面を勝ち切ろう。
目次
第1章 相居飛車(△5七桂成が怖いか否か;大技がかかる;危険度を見極める;桂を恐れるか;8筋と6筋に注意 ほか)
第2章 対抗形(受けに迷ったら攻める;受けによく利く3七馬;自玉は遠いので;負けないように;相手の勝負手に気を付ける ほか)
著者等紹介
長谷部浩平[ハセベコウヘイ]
1994年4月15日生まれ、栃木県出身。2022年10月、五段。順位戦はC級2組。竜王戦は5組。第60期王位戦では、初参加で予選を突破し挑戦者決定リーグに進出。第62期王位戦でも挑戦者決定リーグに進出するなど、安定して成績を残す若手実力派(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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