出版社内容情報
「大局観は、棋譜並べをたくさん行ってプロの感覚に触れることで身につける」
というのがこれまでの教え方でした。
もちろんこれはとても大事なことですし、お手本の碁に触れることは上達には欠かせません。
しかし、大局観を感覚で身につけるというのは相当ハードルが高いことです。
本書は「カナメ石」と「カス石」の見分け方を学んでいくことで、大局観を身につけられるようになっています。
まず囲碁において大局観とは、一言でいえば「盤面の大きいところを見抜く力」です。
つまり盤面における重要な石がわかるようになれば、自然と大局観が磨かれていくのです。
これまで感覚で学ぶのが主流だった「大局観」を理論的に学んでみませんか?
目次
第1章 軽重術の考え方を身につける
第2章 実戦から学ぶ大切な石を見極める軽重術
第3章 実戦から練習問題
内容説明
「軽重思考」を身につけて、石の働きや効率をひと目で判断できるようになろう。大局的な判断と石の働きの考え方でグンと差がつく。
目次
第1章 軽重術の考え方を身につける(相手の石を重くする考え方;自分の石の軽重を考える;相手の技を利用する軽重の考え方 ほか)
第2章 実戦から学ぶ大切な石を見極める軽重術(結城聡八段戦;村川大介九段VS河野臨九段戦 ほか)
第3章 実戦からの練習問題(攻めの部;シノギ・サバキの部;競り合いの部 ほか)
著者等紹介
倉橋正行[クラハシマサユキ]
昭和47年12月7日生。大阪府出身。藤沢秀行名誉棋聖・倉橋正蔵八段門下。関西棋院所属。昭和61年5月入段、昭和62年10月二段、昭和63年5月三段、平成元年5月四段、平成2年6月五段、平成3年10月六段、平成7年3月七段、平成9年3月八段、平成11年9月九段。平成23年第7回産経プロ・アマトーナメント戦準優勝(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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