出版社内容情報
昨年のアマ王将を始め、数々のタイトルを獲得しているアマトップ棋士中川慧梧による将棋戦術書。プロとは一味違う斬新な一冊。
本書はアマ王将を始め、数々のタイトルを獲得しているアマトップ棋士中川慧梧さんがとっておきの4つの即戦力戦法を明かしたものです。
中川さんは言っています。
「アマ大会で勝つ戦略として、棋士による変遷目まぐるしい最新型を追うのではなく、自分のテンポで指せる戦型を持つことも有効である」
本書で中川さんが解説しているのはプロ棋界では「消えた戦法」として考えられているものです。
(1)スズメ刺し
(2)角換わり△6四角型
(3)角換わり▲4六角型
(4)丸山ワクチン
これらの4戦法について中川さんは独自の研究を進め、それがプロ相手にすら通用することを実戦で証明しています。
また、見逃せないのがこれらの戦法の「勝ちやすさ」です。一気に終盤になる戦法ではなく、いずれも堅い玉を盾にしたねじり合いになるため時間の短い対局では強力な武器となります。
本書で最強アマのとっておきの即戦力戦法を身につけ、ぜひ実戦で使ってみてください。プロの流行形を追っている相手をあっと驚かせ、圧勝することができるはずです。
序 章 本書の概要 ~私の将棋観~
第1章 スズメ刺し
第1節 スズメ刺しの理想型
第2節 対棒銀
第3節 相スズメ刺し
第4節 △7三銀型
第2章 角換わり△6四角型
第3章 角換わり▲4六角型
第4章 丸山ワクチン
第1節 △4四角以前
第2節 △4四角の登場
第3節 端歩省略型
第5章 記憶に残る次の一手
【著者紹介】
平成4年7月26日生まれ、青森県出身 平成26年の第31期アマ王将位大会をはじめ、高校時代に高校竜王、高校王将、高校選手権で三冠達成。その後も学生名人、学生十傑戦優勝、と各年代でタイトルを獲得している、アマ棋界のトップ棋士の一人。今回が初の著作となる。
内容説明
アマ棋界の覇者がプロが指さない消えた戦法を独自に徹底研究。
目次
序章 本書の概要―私の将棋観
第1章 スズメ刺し
第2章 角換わり後手6四角型
第3章 角換わり先手4六角型
第4章 丸山ワクチン
第5章 記憶に残る次の一手
著者等紹介
中川慧梧[ナカガワケイゴ]
平成4年7月26日生まれ、青森県出身。平成26年の第31期アマ王将位大会をはじめ、高校時代に高校竜王、高校王将、高校選手権で三冠達成。その後も学生名人、学生十傑戦優勝、と各年代でタイトルを獲得している、アマ棋界のトップ棋士の一人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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