目次
1 タイはどんな国か?
2 自然と地理
3 タイの歴史
4 タイに住む人々
5 政治と行政
6 経済と産業
7 国際関係
8 日タイ関係の変遷
9 タイの社会
10 対立の構図
著者等紹介
柿崎一郎[カキザキイチロウ]
横浜市立大学国際総合科学部教授。1971年生まれ。1999年東京外国語大学大学院地域文化研究科博士後期課程修了。横浜市立大学国際文化学部専任講師、同助教授、同国際総合科学部准教授を経て2015年より現職。博士(学術)。第17回大平正芳記念賞(『タイ経済と鉄道1885~1935年』)、第2回鉄道史学会住田奨励賞(『鉄道と道路の政治経済学タイの交通政策と商品流通1935~1975年』)、第40回交通図書賞(『都市交通のポリティクスバンコク1886~2012年』)、第30回大同生命地域研究奨励賞(「タイを中心とする東南アジアの交通・鉄道に関する社会経済的実証研究」)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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おいくろ
4
少し前にタイへ行ってきたので、タイについて勉強してみようと思い手に取りました。タイの文化、歴史、社会経済、周辺国との関係など幅広く記載されています。やや教科書的な書き方なので好みがわかれるかもしれませんが、私は満足でした。2016/10/28
くまパワー
3
基礎知識を書いたけど、歴史・地理・文化・政治・経済など様々の分野が詳しく紹介した一冊である。中にも民族問題や社会体制や国の対立に言及したためとても良いと思う。毎テーマは簡単に紹介したけど、インスピレーションを受け、ここにもっと掘り下げたい。そして柿崎先生のタイ研究きっかけを知ってびっくりした。やはり日本の東南アジア研究者は関係者が多いだ、うちの先生も。2022/10/07
パックマン
3
タイの国土から歴史などまで詳しく書かれていた タイの研究を専門としている人なのでタイについて知りたい人は読む価値あるかも 読みやすい!2019/07/21
とし
1
これで基礎知識なの?と思うくらい自然と地理、歴史、国民性、宗教、経済と産業、政治、外交について書かれている本。 ピー・ノーンの2者関係、タイ式民主主義、ラック・タイ、赤シャツ、黄シャツと本当に分かりやすくタイ事情が書かれている。 真面目にタイに行く前の勉強にはもってこいの本だと思った。2022/04/27
T-hiro
1
付け焼き刃Ⅲ。最初にこれを読めよ、って内容でした(笑)タイトル通りに、タイの観光資源、食べ物、自然と気候、歴史、人々、政治、経済、国際関係、日本との関わり、社会と現在の対立の構図、について書いた本。これ一冊で全部解る。特に、何であんなにクーデターばっかりなイメージなのかが、よく解った。2019/05/04